日常的に起こる軽い頭痛やめまい。これら不調が天気によって起こりやすいと気づいている女性が多いようです。気候が変わると体は少なからず影響を受けるのは当然のこと。昔から「古傷が痛むと雨が降る」という言葉もあるように、気象の変化による不調「気象病」が起こることは誰にでもあり得るのです。

気象病は気圧に左右されることが多い

気象とは私たちを取り巻く大気の状態のことです。気象と一言に言っても、天気や気温、湿度、気圧などが様々な要素があります。温度が変わることで体調が変化するのは分かりやすいですよね。暑すぎると気分が悪くなったり、寒すぎると風邪を引きそうになります。気象病とは温度のみならず、気象要素が変化することで不調が生じること。しかし気象病と言う場合は、特に気圧の影響による不調を指すことが多いようです。

気象病でイライラや落ち込みが起こることも

空気には重さがあり、空気の層の底にいる私たちには15トンもの圧力がかかっています。無意識のうちにも、体の内側から同じ圧力で押し返すことができるので、私たちは空気に押しつぶされることなく生きることができます。とは言っても空気の圧力、つまり気圧は刻々と変化するものです。急激に気圧が変化した場合は、体が気圧の変化に対応できず、体の不調となって現れることがあるのです。

気圧は高くなっても低くなっても不調が起こり得ますが、特に低気圧のときに多いそうです。気圧の変化に体がついていけないと自律神経が乱れやすくなり、交感神経が高ぶってしまうことがあります。するとめまいだけでなく、精神的にもイライラや落ち込みが起こりやすくなります。また普段から頭痛持ちだったり関節痛などがあると、その箇所に痛みが出やすくなるのです。

自律神経の乱れが原因となりやすい気象病

気象病は自律神経が乱れやすい人に多い症状です。体の外環境のちょっとした変化を敏感に感じ取ってしまい影響を受けやすいからです。そのため気象病予防には、自律神経を鍛えることが効果的です。毎日軽い運動を取り入れることで心身ともに丈夫にし、規則正しい生活を送ることで、次第に自律神経が整ってきます。また普段から過度なストレスをためないように、ストレス発散を心がけリラックスする時間を設けるのも有効です。もしかしたら気象病かも…と疑われる場合は、その日の天気や気圧、体の状態を毎日書き出してみましょう。日記をつけることで、どんなときに調子が悪くなりやすいのかを把握できるようになり、対策法を見つけたり、また大事なスケジュールが立てやすくなります。


writer:Akina