【警告】FC東京=森重(3分)、永井(36分) 鳥栖=吉田(44分)
【退場】FC東京=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】ピーター・ウタカ(FC東京)

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[J1・5節]FC東京3-3鳥栖/4月1日/味スタ
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
一時は3-1とリードしながら、終盤にまさかの2失点。「勝負弱い東京」を象徴するゲームになってしまった。最悪の出来ではなかったが、褒められる内容でもない。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
67分と終盤のビッグセーブは見事。チームの窮地を救った点で評価に値。しかし、3失点の印象は悪く及第点には届かないだろう。
 
DF
2 室屋 成 5.5
豊田、鎌田、原川らのプレッシングに苦しんだ前半はなかなか良い形で組み立てに絡めなかった。同サイドの永井との連係はいまひとつ。
 
3 森重真人 4.5
開始4分に不運とも言えるPKを献上。代表戦の疲れもあってか、終盤に大きく崩れて“らしくないプレー”を連発した。
 
5 丸山祐市 5
得意の空中戦で豊田に競り負け、イバルボをゴール前でフリーにする場面もあるなど劣勢だった。採点は低めになるだろう。
 
6 太田宏介 5.5
左足のクロスとFKでいくつかチャンスを作ったものの、得点には結びつかなかった。後半のアグレッシブな姿勢は悪くなかったが。
 
MF
15 永井謙佑 4.5(45分OUT)
対峙した吉田のマークに手を焼き、コンビネーションも不発で消えている時間帯が多かった。前半だけでの交代はやむを得ないだろう。
 
23 中島翔哉 5.5(85分OUT)
権田に防がれた21分のシュート、34分のドリブル突破をはじめ、ゴールへの意識は垣間見えた。ただ、決定的な仕事をしたかと言えば……。
 
27 田邉草民 5(58分OUT)
足を骨折した郄萩に代わりボランチで先発出場。しかし、鳥栖の出足の鋭さにフラストレーションを溜めた印象で苦戦を強いられた。
 
37 橋本拳人 6
中盤の底でボールに絡み、展開するまでの動きはまずまず。チームの2点目となるボレーシュートは技術的に素晴らしかった。
 
44 阿部拓馬 6
前半は鳥栖の寄せに苦しんだ。だがスペースが空いてきた後半はドリブルで運ぶ回数が増え、70分には見事なチャンスメイクからP・ウタカのゴールを演出。
FW
13 大久保嘉人 5
前半は最前線で孤立気味。後半途中から2列目に下がっても得点機に恵まれず、J1での2試合連続ゴールはならなかった。
 
交代出場
MF
38 東 慶悟 6(46分I N)
投入直後は右サイド、58分以降はボランチと複数のポジションでハードワークをこなす。地味ながらも貢献度は低くなかった。
 
FW
9 ピーター・ウタカ 7(58分IN)MAN OF THE MATCH
71分にヘッドから同点弾を決めると、86分には追加点。0-1から流れを変えたという点で、この試合のマン・オブ・ザ・マッチだ。
 
DF
4 吉本一謙 ‐(85分IN)
終盤に2失点とクローザーとしての役目をまったくと言っていいほど果たせず……。結果的に守備のバランスを整えられなかった。
 
監督
篠田善之 5
早めの交代策で悪い流れを断ち切った一方で、吉本の投入で全体のバランスを崩した感も。勝てる試合を落とした印象のほうが強い。

取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
【PHOTO】FC東京×鳥栖の美女サポーターたち♥

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
4分にPKで先制すると、コンパクトネスを保ちながら試合をコントロール。70分から16分間で3失点したが、88分からの2ゴールでなんとか勝点1を持ち帰った。及第点は与えられる。
 
【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 権田修一 4.5
ジュニアユースから15年在籍した古巣との初対決で、敵サポ―ターから大ブーイングを浴びる。76分に豊田と交錯して痛恨のキャッチミスから逆転弾を許せば、86分には飛び出すタイミングを誤って失点……。試合後には古巣サポーターの前で号泣した。
 
DF
5 キム・ミンヒョク 4.5
的確なカバーリングで最終ラインを引き締めていたが、70分の失点シーンではボールウォチャーになってP・ウタカをフリーにし、86分には権田との連携ミスから再びP・ウタカにゴールを許した。
 
8 藤田優人 6
対面の中島のスピードにやや手間取るも、最後のところはしっかり抑える。タイミングの良いオーバーラップで攻撃に幅をもたらした。
 
23 吉田 豊 5.5
粘り強い守備で左サイドを防衛し、永井をハーフタイム交代に追い込む。警告を受けた前半戦終了間際の室屋への危険なタックルがマイナス点。
 
29 谷口博之 5.5
巧みなライン操縦を見せ、カバーリングも的確。直接的に絡んではないとはいえ、「悪夢の16分間」は守備リーダーとして悔やまれるはず。
 
MF
4 原川 力 6(89分OUT)
出足の良いプレスと正確なパスワークで中盤を活性化。豊富な運動力を見せ、攻守で貢献度が高かった。
 
7 鎌田大地 6.5
「相手のダブルボランチを見ろと言われていた」と振り返った通りやや守備重視。とはいえ、前を向いてボールを持てば可能性を感じさせ、88分にこぼれ球を押し込んで追い上げムードを作った。
 
14 郄橋義希 5.5(82分OUT)
アンカーとして守備のバランスを担保。ただ、パスワークがやや不安定で、鎌田、小野、原川の攻撃力を引き出すには至らなかった。
 
40 小野裕二 6(65分OUT)
2節で負った故障からの復帰戦ながら、中盤を走り回って身体を張ったタックルを繰り返す。ボールを持てば持ち前の技巧も見せた。
FW
11 豊田陽平 6
4分のPKを豪快に叩き込んで先制ゴール。ハイボールの強さも相変らずで、最後まで最前線の基準点に。90分にはヘディングで3点目もアシストした。

32 ビクトル・イバルボ 5.5
裏への抜け出しで先制点に繋がるPKを奪取した。ただ、来日から3週間足らずの2戦目で、コンディションも連携もまだまだ。本領発揮とは言い難い。
 
交代出場
MF
6 福田晃斗 -(65分IN)
小野に代わってそのまま右インサイドハーフに入る。
 
FW
27 田川亨介 -(82分IN)
逆転された82分に1点を期待されて最前線に。目立った働きはできず。
 
FW
9 チョ・ドンゴン 6.5(89分IN)
ピッチに立って1分後、後ろ向きのワンタッチシュートで値千金の同点ゴール。指揮官の起用に結果で応えた。
 
監督
マッシモ・フィッカデンティ 6.5
「70分までは良かった」と振り返った通り、ほぼ狙い通りの戦いはできたはず。最後に投入したチョ・ドンゴンが同点弾と采配も当たり、古巣から勝点1をもぎとった。
 
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB編集部)

 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。