完勝の松本が徳島の連勝を「3」でストップ! 大分vs愛媛は劇的ドロー《J2》

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▽明治安田生命J2リーグ第6節の徳島ヴォルティスvs松本山雅FCが1日に鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、アウェイの松本が2-0で勝利した。

▽リーグ3連勝中の4位徳島と、前節名古屋グランパスに競り負けた10位松本が対峙した一戦。試合は立ち上がりから果敢なハイプレスを仕掛けた松本が主導権を握る。連動したプレスで相手のビルドアップをけん制する松本は、開始8分にボックス左に抜け出した高崎に絶好機も、ここはシュートを左サイドネットに外す。さらに17分には厚みのある仕掛けからこぼれ球に反応した岩間が思い切り右足を振るが、枠を捉えきれない。

▽一方、生命線のビルドアップが機能せず、相手のプレスの餌食になる徳島は要所でプレスを剥がして敵陣まで運び、3戦連続ゴール中の渡りらがフィニッシュに絡むが決定機を作るまでには至らず。逆に、25分にはGK梶川のスリップから高い位置で工藤にボールを奪われ、ワンタッチパスに抜け出た宮坂に決定機を許すが、ここは相手のシュートミスに救われた。前半終盤にかけても松本の攻める時間が続くも、何とかホームチームが耐え抜き、試合はゴールレスで折り返した。

▽迎えた後半、ビルドアップで苦戦した徳島は後半開始と同時にシステムを[4-4-2]から[3-5-2]に変更。だが、後半立ち上がりに松本が試合を動かす。52分、ボックス左に持ち込んだ石原の速い左足のクロスを大外に走り込んだ工藤が巧みなスライディングシュートで流し込んだ。

▽立ち上がりに失点を喫した徳島は、直後の54分に馬渡の仕掛けからボックス内の渡に決定機も、シュートを枠に飛ばせない。流れを変えたいリカルド・ロドリゲス監督は、60分に内田と小西に代えて大崎、松村を同時投入。だが、皮肉にもこの選手交代直後に痛恨の2失点目を喫す。

▽64分、松本はボックス手前で工藤のパスが相手DFのハンドを誘い、ペナルティアーク付近の絶好の位置でFKを獲得。これを宮阪が見事な右足のキックで直接ゴール左隅に流し込み、アウェイチームが貴重な追加点を奪った。

▽ホームで負けられない徳島はここから攻勢を仕掛けていくが、72分に松村、79分には島屋がボックス付近でシュートを狙っていくが、いずれも枠を捉えきれない。一方、試合を絞めにかかる松本は、宮阪、高崎、古巣対戦の橋内と主力をベンチに下げて、パウリーニョ、山本、安川をピッチに送り出した。結局、試合はこのままタイムアップを迎え、完勝の松本が徳島の連勝を「3」でストップした。

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▽また、同時刻に大分銀行ドームで行われた大分トリニータvs愛媛FCは、1-1のドローに終わった。

▽前節、ロアッソ熊本との“バトル・オブ・九州”を制して勢いに乗る8位大分と、連敗中の16位愛媛の一戦は、立ち上がりから拮抗した展開が続き、前半はゴールレスで終了した。

▽迎えた後半も試合展開に大きな変化はなかったが、65分にアウェイチームが一瞬の隙を突いて先制に成功する。右サイドに抜け出した小池の速いクロスをゴール前に走り込んだ西田が難しい体勢ながら右足ボレーで合わせた。

▽何とか追いつきたい大分は、試合終盤にかけて猛攻を見せると、後半アディショナルタイム5分のラストプレーで追いつく。ボックス内で相手DFとGKのクリアミスからゴール前でルーズボールを拾った林が、DF3枚に囲まれながらも泥臭く右足を振り抜いて流し込んだ。そして、劇的な形で幕を閉じた一戦は痛み分けのドローとなった。