柏が連敗を3で止め、4試合ぶりに勝利を収めた

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[4.1 J1第5節 広島0-2柏 Eスタ]

 柏レイソルが敵地でサンフレッチェ広島を2-0で下し、リーグ戦の連敗を3で止めるとともに、4試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 リーグ戦3連敗で今季未勝利(1分3敗)の広島は、前節からスタメン3人を変更。システムは3-4-2-1で、ともに今季初出場となるMF野上結貴がボランチ、MF高橋壮也が右ウイングバックに入り、今季初先発のMFアンデルソン・ロペスが2シャドーの一角を担った。

 一方、広島と同じくリーグ戦3連敗中の柏のスタメン変更は4人。布陣は4-4-2で、右足関節滑膜炎でU-20日本代表のドイツ遠征を辞退していたDF中山雄太が2試合ぶりに先発復帰し、センターバックを務めた。また、中盤は今季初スタメンのMF大津祐樹が左サイド、2試合ぶり先発のMF武富孝介が右サイドに入り、15日のルヴァン杯・清水戦(1-0)で決勝点を挙げる鮮烈な活躍を見せた20歳のMF手塚康平がダブルボランチの一角としてJリーグデビュー。そして、3月24日にシュツットガルト(ドイツ)から完全移籍し、7シーズンぶりのJリーグ復帰となったMF細貝萌がベンチ入りを果たした。

 試合は開始から30秒も経たずに動いた。前半1分、PA外右に飛び出してスルーパスをクリアしようとしたGK林卓人のキックが中途半端となり、こぼれ球がFWディエゴ・オリヴェイラのもとへ。ディエゴ・オリヴェイラが丁寧に落とすと、近くのMF大谷秀和が敵陣の左側から右足でロングシュートを放つ。留守になっていたゴールマウスにDF水本裕貴が戻り、体を目一杯伸ばしてジャンプするが、クロスバーの下すれすれを通過したボールがネットを揺らした。

 序盤にいきなり出鼻をくじかれた広島。前半5分、下部組織時代から2015シーズンまで15年間“レイソルイエロー”を身にまとったFW工藤壮人が前線での競り合いから頭でMFフェリペ・シウバにつなぎ、リターンを受けてPA内左に進入する。しかし、左足のシュートは飛び出したGK中村航輔にストップされた。

 さらに前半12分、アンデルソン・ロペスが右サイドにはたき、フリーで受けた高橋が深い位置から右足でクロス。PA内中央の工藤がヘディングシュートを放つも、GK中村の正面を突く。同26分にはPA後方左でボールを受けたフェリペ・シウバがうまい反転でマークを外し、カットインから右足を振り抜くが、シュートはゴール左へ外れた。

 ピンチをしのいだ柏も追加点を狙い、果敢に攻め込む。前半27分に手塚のクロスから武富が放ったヘディングシュートは、GK林の手をかすめてクロスバーの上へ。同31分に中山、同32分には大津がそれぞれ強烈なミドルシュートを見舞ったが、得点には至らずに1-0で前半を折り返した。

 後半は広島がMF青山敏弘を起点とした大きな展開でチャンスを作り出す。後半17分にはアンデルソン・ロペスのパスを受けた左サイドのMF清水航平が鋭いカットイン。PA手前中央まで運び、右足の速い振りからグラウンダーのシュートを打つも、ゴール左へ飛んだボールはGK中村に触られ、枠をそれていった。

 広島は後半25分、工藤に代えてFW宮吉拓実を投入。思い入れのある古巣との対戦を迎えた工藤だったが、前半に得点機を逃すなど、不完全燃焼でピッチをあとにした。

 すると、次の1点も柏に生まれた。後半29分、途中出場のFW伊東純也が右から中央へのスピーディーなランニングで大谷からのロングパスに反応すると、PA内でGK林に倒されてPKを獲得。同31分にキッカーのディエゴ・オリヴェイラがGK林の逆を突いて右足でゴール左に決め、開幕戦以来4試合ぶりとなる今季2得点目でリードを広げた。

 広島は後半34分にDF千葉和彦を下げ、FW皆川佑介をピッチへ。DFを1枚削り、DF塩谷司と水本をセンターに据えた4バックで打開を図った。しかし、攻め込みながらも1点が遠く、泥沼の4連敗。柏は後半42分に加入直後の細貝を投入し、2010年12月4日のJ1第34節・神戸戦以来、2310日ぶりにJリーグのピッチに立たせるなど、余裕を持った試合運びで4戦ぶりの白星を飾った。


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