イラク・モスル西部のジャディダ地区で、民間人に死者が出たと報告された空爆の被害状況を調べる人(2017年3月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ベルギー検察は3月31日、イラク北部モスル(Mosul)西部の空爆で多数の民間人が死亡したことへのベルギー軍機の関わりについて調査を開始したと明らかにした。

 イラク当局はモスルのジャディダ(Jadida)地区への数日間にわたる空爆で民間人130人以上が死亡したとしており、特に激しかったとされる3月17日の空爆に注目している。

 ベルギーのワウテル・デフリント(Wouter De Vriendt)議員は同国の公共放送VRTに対し、ベルギーのF16戦闘機が3月17日に実施した空爆がこの件に関わっていると述べた。

 米主導の有志連合はこれまでに、モスル西部で3月17日に空爆を実施した際に民間人の死傷者が報告されたことについて調査を開始したと発表している。

 有志連合は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は民間人を標的とするばかりか彼らを「人間の盾」として使用してきたと主張する一方で、有志連合がISに対して行った空爆で民間人に死者が出ていることを認めている。

 イラクで最も多くの航空作戦を実施しているのは米国だが、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、ヨルダン、オランダ、英国もイラクで航空作戦を行っている。
【翻訳編集】AFPBB News