バス停が工事中で苛立った男、迷惑行為に(出典:http://www.standard.co.uk)

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世の中は自分の思い通りにいかないことの方が多い。しかしこの男は、それに我慢ならなかったようだ。いつも利用するバス停が工事中だったことに腹を立てた男は、あろうことか走行していたバスの前に立ちはだかりバスの運行ダイヤを乱れさせる迷惑行為を働いたのだ。英紙『Evening Standard』などが伝えている。

3月27日の午後、英ロンドンのパットニー・ヒルでとんでもない迷惑行為が起こった。

初老の男がルート85のバスに乗るために普段利用しているバス停に向かうと、修繕工事のためにバス停が閉鎖されていた。そのバスに乗るには近くのバス停まで歩いて行かなければならない。男はそれに憤慨した。

一部始終を目撃し動画に収めたデクラン・ワイアットさんによると、男はバス停まで歩こうとせず、危険ながらも道路の真ん中に立ちはだかり85番のダブルデッカー(二階建てバス)を止め「今ここでワシを乗せろ」と主張したそうだ。

バスの運転手が乗車を拒否すると、男はダブルデッカーを手で押さえ走行を止めた。バスに乗っていた男性がこの男を道路から移動させようと説得を試みたが、男は無視してバスの前に立ち続けたために「警察が来たらあなたは逮捕されてしまいますよ」と注意したという。

走行を邪魔されたバスの運転手が緊急サービスで通報し、警察官が駆け付けたのは20分後のことだった。男はその間、頑なに動こうとしなかったためバスは運行ダイヤを乱され、しかも道路にかなりの渋滞を引き起こしてしまった。

警察官の説得により男は諦めたようで、結局バス停まで歩いて行ったそうだが、ワイアットさんは「全く無意味な行為です」と呆れながらもこのように語った。

「最初は、面白いと思って見ていたんです。そのうち男は道路から移動するだろうと。でも頑固にバスの前に立ち続けたので見物していた人も飽きてきて、ただ迷惑な男にキレていたようです。」

メトロポリタン警察のスポークスマンは「この件で確かに出動しました。しかし男は自主的にその場を移動したので、逮捕には至っていません」と述べている。

多大な迷惑を引き起こした自己中心的なこの男に、ニュースを知った人々からは「バスを少し動かせばよかったんだ。そうしたら驚いて道路からどいたと思うよ」「年をとるとここまで頑固になるものなのか」「一晩ぐらい留置場に入れて反省させればよかったのに」「このオヤジ、きっと今日もまた同じことやってるよ」といった声があがっている。

出典:http://www.standard.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)