豪ブリスベン近郊のウオーターフォード・ウエストで、サイクロン「デビー」の影響で氾濫したローガン川の水で水没した道路を見つめる男児(2017年4月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】(写真追加)サイクロン「デビー(Debbie)」に続き豪雨に見舞われているオーストラリアでは1日、クイーンズランド(Queensland)州とニューサウスウェールズ(New South Wales)州で川の水位が上昇を続けている。一連の災害でこれまでに女性2人が死亡し、4人が行方不明となっている。

 クイーンズランド州警察は、ブリスベン(Brisbane)の南にある町、ビーンリ(Beenleigh)を流れるローガン川(Logan River)の増水によって流域とさらにその南の地域は洪水の危険があると警告している。

 8万人を超える人が暮らすロックハンプトン(Rockhampton)市を流れるフィッツロイ川(Fitzroy River)は今月5日までに1世紀ぶりの水位に達するとみられ、クイーンズランド州警察は低平地で暮らす住民に避難を呼び掛けている。

 洪水の範囲がバリナ(Ballina)に向かって南に拡大していることを受け、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の各地で数万人が避難している。

 サイクロン「デビー」は先月28日、オーストラリア北東部に上陸した。カテゴリー4のサイクロンだったデビーは南東に進むにつれて勢力を弱め、熱帯低気圧になったが、依然として強風と豪雨を伴いながら東海岸をシドニー(Sydney)方面に向かって進んでいる。

 オーストラリア保険協会(ICA)は、クイーンズランド州とニューサウスウェールズ州北部を被災地に指定し、損害額は10億豪ドル(約850億円)を超える恐れがあると発表した。
【翻訳編集】AFPBB News