展覧会「夢二が描く大正ファッション」“100年前のオシャレと流行”に迫る夢二初のファッション展

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展覧会「夢二が描く大正ファッション 〜大和撫子からモダンガールまで〜」が、2017年4月1日(土)から6月25日(日)まで、東京・文京区の竹久夢二美術館で開催される。

“100年前のオシャレと流行”に迫る夢二初のファッション展

本展は、100年前に竹久夢二が描いたファッションを紹介し、現代においても共感できる大正のカワイイとおしゃれを考察するもの。「着物 〜大和撫子の装い〜」「洋服 〜モダンガールの装い〜」「子供服 〜ノスタルジック&モダン〜」「かわいいデザイン」の4つにテーマを分け、展示総数約200点の作品とともに、当時のファッションの流行に迫る。

大正時代のファッションの流行とは?

竹久夢二が活躍した大正時代(1912-1926)における女性ファッションの日常着は、伝統的な和服。洋服は同時代の終わりから徐々に着用されていくようになったものの、西洋文化の影響は衣服よりも髪型・小物・アクセサリーに早く現れ、当時の女性はそれらを活かしながら和洋折衷の装いに身を包んでいた。

流行の先端をいく夢二のファッション感

このような時代に夢二が描き表した和×洋のファッションは、当時の女性にとって時代の最先端をいくもの。加えて姿形を美しく見せる夢二流の着こなし・しぐさは、世の女性たちの心を動かし、その影響は計り知れないものだったという。

大正〜昭和初期の和・洋服、写真や広告も展示

会場には夢二のイラスト以外にも、夢二が活躍した時代の着物と洋服、竹久夢二美術館でコレクションしている大正時代の婦人雑誌や少女雑誌より、女性や子供たちが被写体となった写真と、掲載された服飾関係の広告記事も展示することで、より深く100年前のおしゃれ事情を浮き彫りにする。

開催概要

展覧会「夢二が描く大正ファッション 〜大和撫子からモダンガールまで〜」
開催期間:2017年4月1日(土)〜6月25日(日)
会場:竹久夢二美術館
住所:東京都文京区弥生2-4-2
TEL:03-5689-0462
休館日:月曜日(ただし 5/1 は臨時開館)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料:一 般900円、大・高生800円、中・小生400円


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