スティーブン・ムニューシン財務長官。米首都ワシントンのホワイトハウスで(2017年2月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】スティーブン・ムニューシン(Steven Mnuchin)米財務長官は3月31日、自身が関わった映画『レゴバットマン ザ・ムービー(The Lego Batman Movie)』を薦めたとされる発言が倫理規定違反の恐れがあると指摘されたことを受け、この発言をしたことを遺憾に思うと表明した。

 同作品のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたムニューシン氏は先週、米首都ワシントン(Washington D.C.)で報道陣に対し、「皆さん方の子ども全員」にこの映画を見に行かせるべきだと発言していた。

 発言時にムニューシン氏は「なんらかの作品を宣伝するものではない」としていたが、米上院財政委員会(Senate finance committee)のロン・ワイデン(Ron Wyden)委員長(民主党)は、政府倫理局(Office of Government Ethics)にこの問題を調べるよう求めた。

 ムニューシン財務長官は3月31日、政府倫理局に宛てた手紙の中で「自身が関わった映画を見るよう質問者に促していると解釈されることが合理的に予想される言葉」を使ったと認め、「あのような発言をするべきではなかった」と述べた。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権のメンバーが公的立場を利用して消費者向け製品の宣伝をしたとして叱責を受けたのは、少なくともこれで2回目。

 2月にはケリーアン・コンウェー(Kellyanne Conway)大統領上級顧問がテレビインタビューの機会を利用してトランプ氏の長女イヴァンカ(Ivanka Trump)さんが手掛けるファッションブランドの商品を宣伝。これを受けホワイトハウス(White House)は、コンウェー氏に「忠告」したと発表していた。
【翻訳編集】AFPBB News