米カリフォルニア州によるZEV(ゼロ・エミッション・ヴィークル)規制強化に伴い、2018年以降、対象メーカーの拡大やZEV比率の引き上げにより、自動車各社が新型EVやPHVの投入を相次いで予定するなど、エコカー開発の動きが活発化しています。

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報道によると、トヨタとホンダは東京五輪が開催される2020年を目標にEV投入を予定している模様で、トヨタと包括提携しているマツダもEVの開発を表明済み。

またスバルも吉永社長が昨年5月、「2021年を目標にスバルらしい走りを楽しめるEVを発売する」と公言しており、SUV系での投入を匂わせています。

おりしも駆動用2次電池の性能向上により、航続距離問題が解消されつつあり、急速充電器も大幅な充電時間短縮が見込める状況 になってきたことから、トヨタでは水素で走る究極のエコカー「FCV(燃料電池車)」に加え、昨年12月には「EV事業企画室」を社内に設置、EV開発を加速させると発表しました。

 

同社は2012年に米国でテスラと共同開発した「RAV4 EV」の発売実績があり、国内でも同年に100台限定で小型車「iQ」をベースとしたEV「eQ」を発売。その後も「i-ROAD」など、街乗り用の超小型EVの開発も手掛けています。

トヨタでは今後、水素ステーションが拡充されるまでの間のZEV対応を含め、当面EVがエコカーの主役になるとの予測から、EV開発に踏み切ったようです。

各種情報によると、同社が2020年に投入するEVは、プリウス用のTNGAプラットフォームをベースに、1月のCESに出展した「TOYOTA Concept-愛i」をモチーフにしたボディデザインを採用している模様。

今秋開催予定の東京モーターショー17への参考出展や、東京五輪のオフィシャルカーへの採用も噂されるなど、今後の動きが注目されます。

(Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

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