31日、英BBC中国語版サイトは、日本人の英語能力が低い理由について考察する記事を掲載した。資料写真。

写真拡大

2017年3月31日、英BBC中国語版サイトは、日本人の英語能力が低い理由について考察する記事を掲載した。

記事は、2020年の東京五輪・パラリンピック開催を契機に観光業や国際貿易の発展、世界に向けたポジティブなイメージの発信を目指す日本では、英語に堪能なボランティアや医療スタッフの確保に努めており、小学校でも英語学習がスタートし、大学生や英語教師を海外での英語研究に派遣するといった取り組みも進んでいると紹介。

一方で、日本人の英語レベルの進歩は緩いとし、以前発表されたTOEIC平均スコアが48カ国中40位だったことや、昨年のEF英語能力指数で日本の評価が「標準的」から「低い」に落ちたことを伝えている。

専門家は「使える英語を話せる教師が不足していること」が日本人の英語習得が進まない大きな理由の1つと指摘。京都府教育委員会の報告では、「日常生活にほぼ支障がなく、ビジネスでも限定的ながら使える英語レベル(TOEICスコア730)に達した英語教師が4分の1に満たなかった」とされているそうだ。

記事はこのほかに、「日本の英語授業では文法や語彙、作文を重視し、テストを頻繁に行うことで、英語を話す機会が少なくなっている」と指摘。「正確さ、完璧さを求める日本の教育姿勢も、日本人の英語学習に影響を与えている可能性がある」と分析した。(翻訳・編集/川尻)