「私がゴスペラーズじゃなかったら 黒沢 薫編」ティザー映像 etc.はこちら

小室哲哉がMCを務める番組『TK MUSIC FRESH! by AWA』の第10回が3月29日、20時よりAbemaTVにて配信された。

この番組は小室が気になるアーティストをゲストに招き、トークを繰り広げる音楽番組。この日は、ゴスペラーズの村上てつやと酒井雄二、そして清木場俊介が登場。ほかにTKOの木下隆行、AKB48の元メンバーの光宗薫、Viner(動画共有サービスVineを使って動画投稿をする人)の大関れいかが出演した。

番組前半には、小室が「歌唱力が抜群の本格派シンガー」と絶賛するゴスペラーズのふたりが登場。

村上が「2001年の阪神淡路大震災の復興イベントでお会いしたのが初めて。あの規模のイベントに出たのは初めてで、しかも復興イベント。さらに小室さんとの共演。90年代に青春時代を過ごした我々ですから、それはそれは緊張したのを今でも覚えています」と初対面の思い出を語ると、小室は「タイトルから、やっているスタイルから、誰が聴いてもどういうことをやりたいのかが明確。わかりやすい。何が来ても心配なく、最初から最後まで楽しませてくれる。エンターテインメントの基本のような人たち」と、ゴスペラーズの印象を語った。

村上が「僕たちのやっていることは、ものすごくアナログ中のアナログ。小室さんから見たらどういうイメージなのか知りたかったです」と質問すると、「何もないところでも、5人のメンバーが集まって、そこに音叉がひとつあればエンターテインメントを繰り広げられる。マンパワーで人を楽しませて、喜ばせることができる、基本中の基本でとても素晴らしいと思う」と小室。

「確かに、今の技術だったらコンピュータで同じことができるかもしれないけど、温かみもないし、良い意味でのズレもない」と小室が続けると、酒井がすかさず「僕らはいまだにズレまくってますね!」と返し、笑いを誘っていた。

「TK Music News Network」のコーナーでは、ゴスペラーズのニューアルバム『Soul Renaissance』にフォーカス。

「90年代の僕らというのは、いろいろなことをやっていたんですけど、その頃の熱さを思い出して、40代になった僕らで遊んでみようよ! というのが今回のコンセプトです」(村上)、「当時、デビューしてやるぞ! と思っていた時期のことを思い出したりして。1stアルバムは合宿所でみんなで作ったことを思い出すために、競作もやらない? という提案もありました」(酒井)と語った。

また、酒井からは「スタジオで曲の仕上げをしているときに、天井からポタポタって水が垂れてきたんですよ。それがどんどん強くなってきて、終いにはジャーって! 地下のスタジオだったんですが、上の階のお店の水道管が破裂しちゃったみたいで。とりあえずデータを守らなきゃ! って、メンバーみんなでごみ袋を開いて、卓を守りました(笑)。運よくデータは守りましたけど、スタジオが使えなくなっちゃったから、別のスタジオとスタッフを押さえなおして。本当に初めての経験でした」という制作秘話も飛び出した。

この話を聞いた小室が「水漏れはないかなぁ(笑)。でも、昔テープだった時代に、マスターテープが5本6本なくなっちゃったことがあって。どこいったって探したら、アシスタントのスタッフの子が家でテープが入った段ボールをテーブル代わりに使っていたことがあって。それでご飯食べてたんですよ(笑)」と珍エピソードを披露すると、出演者全員が大爆笑となった。

小室のニュースでは、ついに『Tetsuya Komuro JOBS#1』がリリースされたことと、「Get Wild」が発売30周年を迎えたことに言及。

TKソングで好きな曲や印象に残っている曲を質問されると、村上が「実は、<survival dAnce>にインスパイアされて作った曲があるんです。デビューした直後、どうやったらインパクトのある曲を作れるかと思っているときに、あの曲が出てきて。8小節くらいでいきなりサビが始まって、しかも歌詞は“yeh yeh yeh yeh yeh wow wow wow wow wow”じゃないですか。俺たちはこれをハモリでやってみたら面白いかもと思って、<侍ゴスペラーズ>を作ったんです。だから、あの曲のサビには歌詞がない(笑)」と明かし、出演者たちを驚かせていた。

さらに、小室に何か聞きたいことがあるか? と振られると村上が「小室さんの90年代の曲って転調が多くて、ボーカリストからすると難しいと思うんですよ。実際に、ボーカリストから“えー!!”とかって言われたことはないんですか?」と質問。

それに対し、小室は「TRFのように年齢が離れていると、小室さんに何か言っていいのかな?という雰囲気があるけど、TMとかだと“えー! ここくるの!?”みたいなことはよく言われましたね。<BEYOND THE TIME>という曲なんかは、THE ALFEEの高見沢(俊彦)くんに“お前、あそこかよ!?”って言われたね。音楽的には遠い親戚だったりするんですよ、コードが。まったくの他人でないことは確かなんだけど、それにしても遠すぎるだろっていうね(笑)。あの人に急に会いに行くの!? みたいな感じ」と、小室らしい例え話を交えながら答えていた。

後半では、清木場俊介が登場。3月29日に発売されたばかりのニューアルバム『REBORN』について、「ソロになって10枚目のアルバムということで、自分の作りたいように作らせていただきました」と紹介すると、視聴者から「もぅ聴いたよ!」「曲の途中から涙が止まらない」「泣ける」といった熱烈なコメントが続々と寄せられていた。

「清木場くんの歌は、歌詞が入ってくるんだよね。人に伝えたいと思う想いに、テクニックが追いついているんだと思う」と、小室も絶賛。清木場がはにかみながら照れる場面もあった。

また、最近のトピックスとして、涙もろくなってきたことを挙げた清木場。「ロックを歌っていて、かっこつけていたいから、ライブではあまり泣きたくない……というのがあるんですけど。最近歳をとってきて、ファンが大合唱とかしてくれると涙がこみ上げてくるんですよ。40歳まではライブで泣かないって、ファンにも公言しているんですけど、あと3年持ちそうにないなと……(笑)」と告白し、出演者の笑いを誘っていた。

続く、「TK RECOMMEND PLAYLIST」コーナーでは、小室が“ライブで生歌を聴きたい男性アーティスト”をテーマにしたオススメの楽曲を紹介。Earth,Wind & Fireの「September」やKool & The Gangの「Celebration」、Jamiroquai「Virtual Insanity」などを挙げると、清木場は「Jamiroquai、本当にかっこいいですよね。僕は尾崎豊がずっと好きなので、ライブは本当に観たかった」と語っていた。

最後には、清木場が「最初、PVがフルバージョンで流れて緊張したんですが、とても楽しかったです。ありがとうございました。6月10日から全国ホールツアーが始まるので、ぜひよろしくお願いします」と締め、番組は終了した。





番組情報



「TK MUSIC FRESH! by AWA #10」

03/29(水)20:00〜22:00

出演:小室哲哉、ゴスペラーズ(村上てつや・酒井雄二)、清木場俊介、光宗薫、大関れいか

「TK Music FRESH! by AWA #10」番組URL

https://abema.tv/channels/special-plus/slots/9MY9L7SvnxFNRV

ゴスペラーズ OFFICIAL WEBSITE

http://www.5studio.net/

清木場俊介 OFFICIAL WEBSITE

http://kiyokiba.net/

小室哲哉 OFFICIAL WEBSITE

http://avex.jp/tk/