自閉症の少年の成長を追ったドキュメンタリー映画 (C)2016 A&E Television Networks, LLC. All Rights Reserved.

写真拡大

 自閉症の少年の成長を追ったドキュメンタリー映画「ぼくと魔法の言葉たち」(ロジャー・ロス・ウィリアムズ監督)が4月8日から公開。東京・シネスイッチ銀座では、上映中に席を立っても声を出してもOKな「フレンドリー上映」を実施する。

 映画は、2歳のときに自閉症で言葉を失った少年オーウェン・サスカインドが、両親と兄の愛情と献身的なサポートのもと、ディズニー・アニメーションを通して言葉を取り戻し、外の世界を理解していく姿を映し出す。第89回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー賞にノミネート、このほど文部科学省の特別選定作品に認定された。

 日本の映画館で初の試みとなる「フレンドリー上映」は、試写会で本作に共感した保護者や発達障害支援関係者からの「多くの子育て中の方々に見てほしい」「発達障害のこと、そして発達障害家庭のことをもっともっと知ってもらいたい」という要望に応えた企画で、障がい者や小さな子どもたちも一緒に気兼ねなく楽しめる。毎週火曜日の2回目の上映回で実施される。

 シネスイッチ銀座では「フレンドリー上映」のほか、マタニティマーク持参で同行者1人まで1000円で鑑賞できる“ママ割”や、視覚障害者用の音声ガイド付き上映も実施。劇場内には、絵画や物語の創作に励み、過去に個展を3度開催したオーウェンの作品も展示される。また、4月2日の「世界自閉症啓発デー」には、同劇場を癒しのテーマカラーであるブルーに彩る予定だ。

 「ぼくと魔法の言葉たち」は4月8日から全国で順次公開。