配給会社は謝罪文まで発表する徹底ぶり (C) Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016

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 マーティン・スコセッシ監督が製作総指揮を務め、2組のギャングによるし烈なノンストップバトルを描く「フリー・ファイヤー」のエイプリルフール特別映像が、公開された。「キングコング 髑髏島の巨神」が公開中の主演女優ブリー・ラーソンが降板し、後任にプロレスラーの大仁田厚が抜てきされたという体の内容となる。

 2016年の第41回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門(世界のエッジのきいた映画を上映する部門)において観客賞を受賞した本作。「第9地区」のシャルト・コプリー、クリストファー・ノーラン監督作品に多数出演するキリアン・マーフィ、「コードネーム U.N.C.L.E.」のアーミー・ハマー、「シング・ストリート 未来へのうた」のジャック・レイナー、「高慢と偏見とゾンビ」のサム・ライリーが結集。銃の取り引きを行うために倉庫に集まった2組のギャングが、ささいな口論から関係がこじれ、銃撃戦を繰り広げるさまを描く。

 今回の企画に際し、配給からは作品の内容が「90分間、ノンストップで撃ちまくる、乱闘バトルロワイアル」から「90分間、ひたすら“ファイヤー!”を叫び続ける、電流爆破バトルロワイアル」といった大仁田仕様に変更されると発表。さらに、異例の謝罪文を公開し「この度は、『フリー・ファイヤー』を楽しみにしてくれていた方々、ブリー・ラーソンファンの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。日本公開にあたりまして、(1)“フリー・ファイヤー”“乱闘バトルロワイル”というキーワードからどうしても大仁田厚氏の顔が頭から離れなくなってしまったこと、(2)ブリー・ラーソン氏が髑髏島(どくろとう)から無事に戻って来られるか定かではなかったこと、以上のことから苦渋の決断ではありましたが主演交代という特別措置を取らせて頂きました。急な撮影にもかかわらず、手首の骨折をおして約90分間ひたすら『ファイヤー!』を叫び続けてくれた大仁田厚氏には心から感謝しております」と大仁田の起用にいたったもっともらしい理由を説明するという悪ノリぶりを見せている。

 映像では、大仁田が必死に「ファイヤー!」と叫び続け、へとへとになる様子が収められている。なお、「フリー・ファイヤー」の公式サイトは現在、1日限定でラーソンが大仁田に変更された特別バージョンになっている。

 「フリー・ファイヤー」は、4月29日から全国公開。