30日、韓国メディアによると、放送500回を超える韓国の国民的バラエティー番組の放送内容に韓国与党が怒り心頭だという。党が、近く放送予定の回の放送中止を求め法的措置まで取ったことが分かった。写真は番組の1シーン。

写真拡大

2017年3月30日、韓国・ノーカットニュースの報道によると、放送500回を超える韓国の国民的バラエティー番組の放送内容に韓国与党が怒り心頭だという。党が、近く放送予定の回の放送中止を求め法的措置まで取ったことが分かった。いったい何が政党の逆鱗(げきりん)に触れてしまったのだろうか。

与党・自由韓国党の鄭濬吉(チョン・ジュンギル)報道官は同日、MBCテレビの人気番組「無限挑戦」の4月1日放送予定回、特集「国民議員」について、裁判所に放送差し止めの仮処分を求め申請を行った。この回には五つの政党から国会議員1人ずつがゲスト出演したが、韓国党は番組側のキャスティングが公平でなかった点を問題としている。同党代表として番組から声が掛かり出演したキム・ヒョナ議員が、野党・正しい政党の結党行事に出席するなど事実上は正しい政党の議員として活動しており、キム議員を出演させた番組は「正しい政党の議員を2人出しておいて、韓国党の議員を出演させなかった」というのだ。

正しい政党はこの1月に与党・セヌリ党(現自由韓国党)から離党した議員を中心に結成された新しい政党で、このあたりの事情も今回の問題に大いに影響しているようだ。

国民的バラエティー番組に対し、特に若者からの支持が低い与党から物言いが付いたとあって、韓国のネットユーザーからはこの問題に多数のコメントが寄せられている。

内容はやはり与党を批判するものが多く、「器が小さ過ぎ」「与党にまともな人間がいないから出せないんだろ。子どもも見る番組だし、害になったらいけないからね」「無限挑戦にまで口を出すとはなんたること!」「与党が怒り狂ったということは、番組がよくやったということだね」といった声が目立ち、「そう言われると余計に番組が楽しみ」とのコメントもあった。(翻訳・編集/吉金)