絵文字に「人」のカテゴリが登場。ヒジャブを巻いた女性や女性警察官もある

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世のなかの人間を「男」と「女」の2種類に限定することは、もはや不可能になったいま。

「マイノリティ」と呼ばれる人々を表現する、スペシャルな絵文字がようやく誕生します。

ジェンダーから肌の色まで。絵文字の選択肢が増える

©EMOJIPEDIA / HALEY HAMBLIN / MASHABLE

絵文字情報をまとめた「Emojipedia」は、世界の多様性と平等をアピールするために、これまで「Man(男性)」と「Woman(女性)」の2パターンのみだった顔文字に、「Person(人)」のカテゴリを追加することを検討していると発表しました。

さらに、それぞれのカテゴリには、肌の色が違う5パターンの絵文字が用意されるとのこと。

絵文字の開発を担当している「Unicode」のデザイナー、Paul D. Hunt(ポール・D・ハント)は、

すべての人間が、男か女に振り分けられるとは限らない。男と女の両方を兼ね備えている場合もあるし、そのどちらでもないという場合もある。様々なアイデンティティを持った絵文字が登場することで、世のなかがもっとひとつになって、それぞれの多様性を認め合えればいいなと思う。

と語っています。

70億人の異なる容姿やアイデンティティを持つ人であふれているいま、自分に当てはまる絵文字が見つかるなんて、想像しただけでワクワクしてきます。携帯で送り合うメッセージにも、もっと気持ちが入って身近に感じられそう。

ちなみにそのなかには、イスラム教の女性を表す、スカーフ(ヒジャブ)を巻いた女性の絵文字も含まれる予定だそうです。

警察は男性。美容師は女性。そんなステレオタイプな絵文字に疑問の声

また、ジェンダーや肌の色だけでなく、職業を表すステレオタイプな絵文字にも注目が集まっています。

現在、警察や建設現場で働く人を表す絵文字は、すべて男性なのに対し、美容師やマッサージシャンはすべて女性。また、肉体労働や会社の重役などには男性のアイコンが使われているのに、保守的で繊細な仕事にはすべて女性のアイコンが使われているのです。

これってよく考えれば、時代錯誤で差別的。

私の住むオーストラリアでも、建設現場で働く若い女性はどんどん増えているし、男性のナースや保育士だってもはや珍しくありません。

古い時代のままで止まってしまっている「職業×ジェンダー」の絵文字がどんな風に新しく生まれ変わるのか、とても気になります。

絵文字は、自己表現のひとつ。ここにもジェンダーレス化、多様性を認める動きが広まってきています。

[Teen VOGUE, Mashable Asia]

写真/Shutterstock

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