(株)ジーゲスクランツ(TSR企業コード:296448087、法人番号:1010901005194、世田谷区赤堤2−15−14、設立昭和63年5月18日、資本金1000万円、濱田登志子社長)は3月22日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には赤堀有吾弁護士(虎ノ門南法律事務所、港区虎ノ門1−15−12、電話03−3502−6294)が選任された。
 負債総額は債権者10名に対し約4億3000万円。

 昭和58年10月に創業された生洋菓子の製造販売業者。ドイツ菓子を中心に焼菓子、ロールケーキや各種ケーキ類を製造し、都内の大手百貨店中心に店舗を出店。平成23年では直営店3店舗、百貨店内8店舗を有し、デパート地下の洋菓子店では先駆的な存在として平成22年6月期には売上高6億9000万円をあげていた。釜に入ったケーキ「ケッセル」は珍しさから人気を呼び、デパ地下のーキ屋としての認知度は高かった。
 しかし、出店していた百貨店の改装などに伴う店舗閉鎖や百貨店の集客が減少していることの影響、さらに、消費税の増税、東日本大震災の影響等により売上不振となり、25年12月期には売上高5億1200万円にまで落ち込んでいた。こうしたなか27年夏、代表の濱田秀也氏が死亡し、28年2月末までに全店舗閉鎖。代表者を変更して整理手続きに入っていた。