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トヨタ自動車は31日、パラレル式ハイブリッドシステムを搭載したプレジャーボートを国内で初めて開発したと発表した。2018年7月から2021年3月にかけて、東京都でハイブリッドボートの実証実験を実施することも発表された。

今回、プレジャーボートにパラレル式ハイブリッドシステムを採用することにより、エンジンとモーターの2つの動力による航行の安心を図るほか、EV走行による低エミッション・低燃費・低騒音を可能とした。ハイブリッドシステムは、排気量2,982ccのエンジンに最高出力32kWのモーターを組み合わせ、電圧304V・容量40Ah・総電力量11kWhの駆動用バッテリー(リチウムイオン電池)を搭載する。

実証実験では、動力をハイブリッド仕様に改造した全長28フィートのプレジャーボート「PONAM-28V」を東京都に無償で貸与。東京都は、ふ頭など東京港内の港湾施設を整備する際に加え、東京臨海部における東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の会場をオリンピック関係者などが視察する際や、都民や観光客などに向けた東京港の運河の見学会にも利用するとのこと。

東京都はハイブリッドボートの運航データなどを提供し、トヨタはそのデータを活用してハイブリッドシステム全般の能力を確認するとともに、ハイブリッドボートの利便性および改善点を検証する。

(木下健児)