不妊に悩む人必見|妊娠しやすい身体のつくりかた

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晩婚化が進んだ影響もあり、不妊に悩む人が増加しています。妊娠の確率を少しでも高めるため、不妊の原因や治療などの基本的な知識とともに、妊娠しやすい身体のつくりかたについてご紹介します。

目次

不妊とは?不妊の原因不妊治療について妊娠しやすい身体づくり「妊活」と睡眠の関連性不妊治療の助成金制度について二人目不妊とは?

不妊とは?

妊娠を望む男女が、一定期間継続的に性交渉を行っているにも関わらず、妊娠できない状態を「不妊」といい、この一定期間を「不妊期間」と呼びます。年齢によって異なるものの、日本産科婦人科学会では不妊期間の目安を1年と定めており、それを過ぎると「不妊症」と診断されています。

※1年が経過しなければ、不妊クリニックに受診してはいけないということではありません。妊娠しにくい場合、医療機関へ早めの受診をおすすめします。

 

そもそも、妊娠が成立するためには、卵子と精子が出合い、受精して着床するまでに多くの条件がそろう必要があります。そのため、不妊症は多くの原因が重複していることも多く、検査をしても、明らかな原因が見つからないことがあります。

不妊の原因

不妊の原因はさまざまで、女性側だけではなく、男性側に問題があることも考えられます。双方の状態をチェックすることが大切です。

女性側の不妊の原因

女性の不妊の原因には、以下のようなものが考えられます。

排卵に関するトラブル

排卵に関するトラブルは、月経不順(※)の人に多く見られる症状です。代表的なものに、正常な排卵が行われない「排卵障害」や、高温期が短かったり、ホルモン値が低かったりする黄体機能不全、無排卵周期症などがあります。

(※)正常な生理は月経周期が25日〜38日型で、基礎体温が二相性(高温期と低温期がきちんとある状態)。これにあてはまらない場合は、月経不順と診断されます。

 

排卵が正常に行われないと受精しにくく、不妊の原因になります。排卵障害はホルモンの異常、体質、環境の変化や大幅なダイエットによるストレスなどが原因となることがあります。

卵管に関するトラブル

卵管は、精子を移送し成熟させ、精子と卵が受精する場となります。また、受精卵を発育させ、子宮まで運ぶ役目も担っています。卵管に問題が生じると、受精しにくくなったり、受精卵が育たなくなったりします。
 
卵管のトラブルによる不妊症の多くが、細菌などの感染によって引き起こされます。大腸菌、溶連菌、梅毒、淋(りん)菌、クラミジアなどの菌が膣から侵入し、子宮頸管(けいかん)、子宮腔を経て卵管に感染します。子宮内膜症によって、卵管の異常が発生することもあります。

子宮に関するトラブル

子宮は赤ちゃんが育つための重要な器官です。子宮の問題の中で最も多く見られるのが、良性の子宮筋腫。筋腫があっても正常に妊娠できる人が多いですが、大きさや位置によっては手術などの処置が必要になることもあります。他には、子宮内膜に発育する「子宮内膜ポリープ」、子宮内膜の炎症や子宮の手術後などに子宮の内腔がくっつく「子宮内腔癒着症」などがあります。

頸管に関するトラブル

頸管粘液の量が少なかったり、子宮頸管部に子宮筋腫があったりすると、精子が子宮の奥に進めず、不妊の原因となります。排卵日が近くなると、子宮の入り口は、子宮頸管から分泌された頸管粘液で満たされています。この頚管粘液は精子の移動を助けているため、何らかのトラブルで粘液量が少なくなると、精子が子宮内へ入りにくくなり、不妊になってしまいます。

免疫因子(抗精子抗体など)のトラブル

血液検査で調べることができる抗精子抗体(精子を攻撃する抗体)がある場合、自然妊娠が起こりにくくなることがあります。抗体の量によって人工授精、体外受精など、推奨される治療法が異なります。

原因不明の不妊

不妊症の検査をしても、不妊の原因が見つからない場合を「原因不明不妊」と呼びます。原因不明不妊は、本当に原因が存在しないわけではありません。いくつかの原因が重なるなどして、検査では見つからないケースが多いようです。卵管は通っていても細い、年齢因子、体外受精を行ってみないとわからないような受精障害などがあります。
 
また、精子あるいは卵子そのものの妊娠するための力が低下している、あるいはなくなっている場合もあります。この力は年齢とともに低下し、女性の場合、個人差があるものの、37歳〜44歳の間に急激に妊娠率が低下してしまいます。30代の前半で、早発閉経を起こしてしまう方もいます。

男性側の不妊の原因

男性の不妊症の原因は、射精がうまくいかない性機能障害と、精液の中の精子の数や運動率が悪くなっている精液性状低下(軽度、中度、高度)に大別されます。

性機能障害

ストレスなどにより勃起が起こらず性行為がうまくいかない「勃起障害(ED)」や、性行為はできても腟内射精が困難な「腟内射精障害」があります。

精液性状低下(軽度〜中等度)

精子は精巣の中でつくられ、精巣上体という細い管を通り抜ける間に運動能力を得て、受精を行うことのできる精子になります。精巣での精子の形成に異常があったり、精巣上体で運動能力を得られなかったりすると、精子の数が減少したり、精子の動きが悪くなったりして、受精する力が低下してしまいます。

精液性状低下(高度)

精液中の精子の数が極端に少ない、あるいは運動率が極端に低い場合は、高度の精液性状低下です。射出された精液の中に精子がまったく見られない場合は、無精子症といいます。
 
男性側の不妊の原因には、小児期の病気が関係していることがあります。小さいころに以下のような病歴・処置を受けた経験がある場合は、精子を運ぶ管が詰まっていたり、精子の数や精子をつくる力が低下していたりする可能性があります。

ヘルニアの手術停留睾丸の手術おたふく風邪にかかった後、高熱が続いたり睾丸炎を起こしたりしたがんの治療を受けた

一方、成人期は「糖尿病」やいわゆるメタボといわれる全身状態が、不妊の原因を生んでいることがあります。軽度の場合には「勃起障害」や「射精障害」といった性機能障害、病気が進行すると精子をつくる力自体が低下します。
 
小児期の病気や糖尿病を患った経験がある、あるいは現在進行中で治療している場合には、泌尿器科あるいは産婦人科で精液検査を受け、問題の有無を確認しましょう。

不妊治療の種類や検査方法

なかなか妊娠できずに悩んでいる場合、一般的になってきた不妊治療を視野に入れてみるのも一つの手段です。

不妊治療を受けるタイミング

避妊をしないカップルが妊娠する確率は、1年以内で80%以上、2年以内であれば90%以上と言われています。しかし、「なかなか妊娠しない」「早く妊娠したい」といった場合は、すぐに医師に相談しても問題ありません。
 
特に妊娠のしやすさについては年齢により大きな差があるため、年齢が上がるほど早めの受診・治療が大切になってきます。以下の年齢と不妊期間を目安に、受診するタイミングを判断しましょう。

女性が34歳未満…1年妊娠しない場合女性が35歳以上…半年間妊娠しない場合女性が40代…子どもが欲しいと思ったとき

不妊に悩んでいる場合、より早期に検査と治療を開始した方が、妊娠しやすいという考えが一般化しています。また、高齢夫婦は不妊期間が短くても、その後に自然妊娠する可能性は低いとされ、反対に、年齢が若い夫婦は不妊期間が長くても、その後、自然に妊娠する可能性が高いといわれています。

不妊治療の種類

不妊症に対しては、原因に応じた治療を行います。治療は保険適用のものから自費のものまでさまざま。一般的には、下記の順番で段階的に治療方法をステップアップさせて行うケースがほとんどです。

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排卵日を診断し、性交渉のタイミングを合わせる治療方法です。排卵予定日数日前に経腟超音波検査により、卵巣内の卵胞という卵子が入っている袋の大きさを測定し、これを目安に排卵日を推定します。

排卵誘発法

内服薬や注射で卵巣を刺激し、卵を育てて排卵させる月経周期が長く、卵が育つのが遅い方や、薬無しでは排卵しない無排卵の方に一般的に行われる治療です。このような問題がなくても、人工授精の妊娠確率を上げるために併用されることもあります。

人工授精

採取した精液から、運動している良好な精子だけを洗浄・回収し、妊娠しやすい期間に細いチューブで子宮内に注入して妊娠を試みる方法です。

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卵巣から卵子を取り出し(採卵)、体外で精子と受精させ、数日後(または凍結して数カ月、数年後)に胚を子宮内に返す(胚移植)方法です。方法の違いによって体外受精と顕微授精があります。人工授精等の治療を数回しても妊娠しない方、高度な男性因子のある方、卵管が閉塞している方などに対して行われます。
 
上記の不妊治療は、あくまでも精子と卵子に妊娠する力が残っている場合にのみ有効な方法です。たとえ体外受精や生殖補助医療を利用しても、精子や卵子に力が消失していれば、赤ちゃんを授かることはできません。卵子や精子の力が低下していることが疑われる場合、早期に体外受精を考える必要があります。

女性不妊の検査例

女性側の不妊治療検査には、以下のようなものがあります。

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細い超音波プローブ(※)を腟から挿入して子宮筋腫・卵巣のう腫・子宮内膜症などの異常がないかを確認します。

(※)超音波を送信し、反射する超音波を受信して画像や血流情報を取得する超音波検査装置

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X線による透視をしながら子宮口から造影剤を注入し、子宮の形や卵管が閉塞していないかを検査します。造影中の圧力を測定し、卵管の細さも診断できる施設もあります。

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血液等を採取して、妊娠前に治療しておくべき全身疾患のチェックや、甲状腺機能、排卵に関わるホルモンの検査、卵巣年齢と呼ばれるAMHホルモン、クラミジアの感染の既往などの検査を行います。

な腔鏡検査

全身麻酔をかけた後、臍部(さいぶ/おへそのあたり)からカメラを入れてお腹の中を観察する検査です。子宮・卵巣をはじめとする骨盤内臓器の状態が確認できるため、子宮内膜症や卵管周囲の癒着など、それまで分からなかった不妊の原因がわかることがあります。腹水の洗浄や、軽い癒着剥離、内膜症の治療を同時に行えることもあり、これだけで自然妊娠する場合もあります。

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子宮の内部をカメラで直接、観察する検査です。超音波検査や卵管造影検査などで、子宮内部の筋腫やポリープが疑われる場合、または原因不明の不妊の際に行われます。慢性子宮内膜炎などの着床障害の検索のために行われることもあります。

MRI検査

磁場を用いてCT検査のように身体の断面像を撮る検査で、子宮や卵巣形態の詳細な情報が得られます。子宮筋腫や子宮内膜症病変の診断に有用とされる他、卵管水腫(卵管水腫は主に卵管造影で発見される)などの、不妊原因となる疾患も見つけることができます。
 
超音波検査だけでははっきりしない子宮の奇形、子宮筋腫、腺筋症、卵巣腫瘍、卵管の状態を詳しく評価するために使われます。子宮筋腫の数や大きさ、位置の判断、動画のMRI撮影では着床期の内膜のぜん動を観察し、着床環境の異常について評価することもあります。

男性不妊の検査例

男性側の検査は、一般的には精液検査があります。不妊クリニックに泌尿器科の医師がいるところでは、ホルモン検査や睾丸そのものの詳しい検査等を受けることができます。

Point

不妊症に悩む男女のうち、約50%は男性側に原因があるとされています。

精液検査

精液量、精子の濃度/運動率/運動の質、精子の形態などを検査します。精液は2〜7日の禁欲期間(射精しない期間)の後に、用手法(マスターベーション)で全量を採取します。
 
病院で採取するのが一般的ですが、20℃から30℃程度に保持することができれば、自宅で採取してもよいという医療機関もあります。自宅で採取した場合は、採取後数時間以内に検査する必要があります。また、男性の精液性状は日に日に変動するため、1度目に悪い結果が出ても、再度検査で「問題なし」と判断されることもあります。何度か検査することが必要です。

泌尿器科的検査

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不妊症に関連する病気の既往の有無、勃起や射精などの現在の性生活の状況を確認し、精巣などの診察、精巣サイズの測定などを行います。
 
内分泌検査
血液中の男性ホルモンや、性腺刺激ホルモンなどを調べます。これによって、精液異常の原因を調べることができます。
 
染色体・遺伝子検査
精子数が極端に少ない場合や無精子症の場合には、染色体検査や遺伝子検査を行うことがあります。精巣内精子採取術(※MESA TESE )などの治療で、精子を回収できるかどうかの可能性を検討するうえでも、大切な検査とされています。

(※)手術で精巣や精巣上体から精子を採取すること

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精子の機能を調べる検査、精嚢(せいのう)や射精管の形態を調べるMRI、勃起能力を調べる検査などが行われます。

不妊専門相談センターを利用しよう

不妊専門相談センターでは、不妊に悩む夫婦に対して、不妊や心の悩みに関する相談に応じています。医師・助産師などの専門家が相談に応じ、不妊治療に関する情報提供を行っています。厚生労働省のHPで近くの不妊専門相談センターを確認し、相談してみるのもよいでしょう。

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全国の不妊治療専門相談センター

妊娠しやすい身体づくり

妊娠しやすい身体をつくるためには、生活習慣を見直すことが第一歩です。

禁煙する

喫煙習慣は生殖機能を脅かします。女性の場合、喫煙が卵巣機能にとって有害であることは数多くの研究結果で明らかにされており、卵巣機能の障害の程度は、喫煙量と喫煙期間に依存すると考えられています。
 
タバコに含まれるニコチンなどの有毒化学物質が排卵に関する女性ホルモンの産生を抑制し、卵子の遺伝子異常を引き起こすとの指摘もあります。
 
男性の喫煙も、精子へ悪影響を及ぼしていることが明らかになってきています。精子濃度の低下、正常形態の精子の低下、精子のDNA損傷率の増加などの他、自然妊娠されるまでの期間も長くなり、体外受精治療を行っても成功率が低くなることが報告されています。不妊に悩んでいるのであれば、女性はもちろん男性も禁煙に挑戦してみてください。

禁酒する

女性が妊娠を希望している場合、一度に飲むアルコールはビールの中ビンで1〜2本以下、飲む頻度は週に1回程度に留めるのが理想的とされています。
 
一方、男性はビールの中ビンで、1日3〜4本程度であれば問題ないようです。しかし、過剰なアルコール摂取は男性ホルモンの働きを低下させ、精子の質を低下させるという報告もあります。

標準体重をキープする

女性の不妊は、肥満、または痩せすぎも原因の一つとなります。肥満の場合、妊娠するまでに時間がかかるうえ、自然流産のリスクも高まります。男性もBMIが25以上の場合は、精子の質が低下するといわれています。妊娠率を高めるなら、まずは肥満解消に力を入れ、標準体重を目指しましょう。
 
一方、理想体重の15%以上の体重減少は月経異常をもたらし、30%以上の減少は無月経を引き起こす原因になります。やせ過ぎている人は妊娠しても早産になる確率が高いという報告もあるので、しっかり食事をとるなど、妊娠前から標準体重に近づける努力が必要です。

ストレスを発散する

なかなか妊娠しないと焦りがちですが、その焦りがストレスとなって悪影響になる場合もあります。高度なストレスは、ホルモン産生機能が低下し、排卵が抑制されるなどの報告もあります。
 
ストレスを軽減するためには、ヨガやアロマセラピー、趣味に打ち込むなどして、リフレッシュする時間を持つことが大切です。自力で気持ちを切り替えるのが難しければ、不妊カウンセラーと話をするのもよいでしょう。

「妊活」と睡眠の関連性

睡眠も不妊解消には大切な要素。その理由は、睡眠をとることで、身体の酸化を抑制することができるからです。

妊娠を阻害する酸化ストレスとは?

身体を酸化させ、サビつかせる要因は、食生活、酒、タバコ、紫外線など日常生活の中に隠れている「酸化ストレス」にあります。この酸化ストレスが、卵子の減少・劣化速度を速めるといわれています。
 
また、酸化ストレスは女性に限ったことではなく、男性にも関係しています。精子の成熟にかかる日数は80〜90日程度ですが、そのあいだに不規則な生活、喫煙などで酸化ストレスを受け続けると、健全な精子がつくられにくくなってしまうのです。
 
この酸化ストレスを軽減する可能性が高いもののうちの一つに、睡眠ホルモンである「メラトニン」があります。

酸化ストレスを軽減するメラトニンの働き

メラトニンとは、深部体温を下げ、副交感神経を優位にして気持ちを落ち着かせたり、呼吸や脈拍、血圧を低くしたりして深い眠りへ導くホルモンのことで、抗酸化作用があるといわれます。
 
メラトニンの分泌で重要なのが、睡眠をとる時間帯です。メラトニンの分泌は22〜26時のあいだに最も盛んになるため、この時間にしっかり睡眠をとるようにしましょう。
 
眠れないときは身体を横にして休息する、どうしても作業しなければならないときは照明を暗くして行うなどの工夫で、少しずつ睡眠時間を調整していきましょう。

酸化ストレスを生じないライフスタイル

酸化ストレスを避けるため、ライフスタイルの改善も重要なポイントです。添加物を含む食品を避ける、食後の高血糖を避ける(ローカーボ)、終末糖化産物(※)を食べないようにするなど、主に食生活の改善がおすすめです。

(※)タンパク質と糖が加熱されてできる物質です。身体にさまざまな悪影響を及ぼすとされ、唐揚げ、ステーキ、焼き鳥など、熱を加えて調理する動物性脂肪食品に多く含まれます。

不妊治療の助成金制度について

不妊治療は、長く続くほど経済的な負担が大きくなります。その負担を減らすため、日本では配偶者間の不妊治療にかかる費用の一部を助成しています。この助成は、厚生労働省から指定された医療機関を受診することで受けることができます。対象となる治療は、体外受精及び顕微授精(以下「特定不妊治療」)で、助成を受けられる対象者は以下の通りです。
 
・特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがない、もしくは極めて少ないと医師に診断された法律上の婚姻をしている夫婦
・治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦その他、所得制限などの条件があるので、詳しくは厚生労働省のHPをチェックしてみてください。
 
▼関連リンク
不妊に悩む夫婦への支援について

二人目不妊とは?

最近、「二人目不妊」という言葉を耳にする機会が増えています。二人目不妊とは、一人目は特に困らずに妊娠できていたカップルが、二人目を妊娠しようとして不妊に悩んでしまうこと。原因として考えられるのが、初産の年齢の上昇が著しいことです。一人目の出産年齢が高いと、二人目や三人目の妊娠時期には高齢妊娠になる人が多く、妊娠しにくかったり、妊娠を継続しにくくなったりします。また、共働き夫婦は仕事と育児の両立に疲れていることも多く、性生活も途絶えがちとなります。一人目は簡単に妊娠できたことで「自分たちは妊娠しやすい」と考えてしまうこともありますが、年々、身体だけでなく卵子も精子も変化しています。二人目不妊かも? と思った場合は早めに受診しましょう。
 
監修:十倉陽子(産婦人科医)
 
<参照>
●書籍
『不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」 』浅田義正/河合蘭
 
●旭川医科大学病院
産婦人科学講座「不妊とは」
http://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/gyne/patientguide/fertilitytreatment/about.html
 
●順天堂大学医学部附属順天堂医院
産科・婦人科「不妊外来について」
https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/sanka/patient/outpatient/kanja04_repro.html
 
●日本産科婦人科学会
不妊の定義の変更について
http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20150902.html
 
●一般社団法人 日本生殖医学界
不妊症Q&A 不妊症とはどいうものですか?
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa02.html
 
不妊症Q&A どんな人が不妊症になりやすいのですか?
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa05.html
 
不妊症Q&A 不妊症の原因にはどういうものがありますか?
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa04.html
 
不妊症Q&A どのくらい妊娠しないと不妊症の検査を受けたらいいですか?またどこに行けば不妊症の説明が受けられますか?
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa06.html
 
不妊症Q&A 不妊症の検査はどこでどんなことをするのですか?
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa07.html
 
不妊症Q&A 不妊症の治療にはどんな方法があり、どのように行うのですか?
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa08.html
 
●厚生労働省
不妊に悩む夫婦への支援について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html
 
●東京都福祉保健局
東京都特定不妊治療助成の概要
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/kosodate/josei/funin/top.html
 
●みずうち産科婦人科
妊娠しやすい体になるためには
http://www.mizuuchi.or.jp/sterility/妊娠しやすい体になるためには/

photo:Getty Images

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