米ニューヨークで、ドナルド・トランプ大統領が出したイスラム圏6か国からの入国を禁止する新たな大統領令に反対する集会に、救命ボートを持って参加するアフリカ出身の難民女性(2017年3月28日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が署名したイスラム圏6か国からの入国を制限する新たな大統領令をめぐり、米司法省は30日、ハワイ(Hawaii)州の連邦地方裁判所が下した、執行の一時差し止め命令を延長する決定を不服として上訴した。

 司法省が上訴したことにより第9巡回区控訴裁判所が審理を開始することになるが、同控訴裁はトランプ大統領の最初の入国禁止命令を差し止めた連邦地裁の判断を支持している。

 上訴の前日、ホノルル(Honolulu)連邦地裁のデリック・ワトソン(Derrick Watson)判事は、今月15日に出した一時差し止め命令を延長し、仮差し止め命令とする判断を下していた。

 ハワイ州のダグ・チン(Doug Chin)司法長官によると、通常、仮差し止め命令には期限がない。従って、トランプ大統領は訴訟が決着するまで、新大統領令を執行できないことになる。
【翻訳編集】AFPBB News