29日、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に反発する中国の報復として韓国を訪れる中国人観光客が急減する中、韓国政府の観光当局と地方自治体がインド人観光客の誘致に乗り出した。写真はソウルの昌徳宮。

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2017年3月29日、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に反発する中国の報復として韓国を訪れる中国人観光客が急減する中、韓国政府の観光当局と地方自治体がインド人観光客の誘致に乗り出した。韓国・聯合ニュースの中国語ニュースサイトが伝えた。

韓国観光公社は29日、ソウル観光マーケティング株式会社、京畿観光公社、仁川観光公社などと共同で、インドの首都ニューデリーのホテルで「MICE(マイス)ロードショー」を開いた。MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市(Exhibition)の頭文字を合わせた言葉で、従来の観光に比べて付加価値が高い。

イベントに参加した韓国の旅行会社は、インドの旅行会社や企業の報奨・研修旅行担当者に、韓国首都圏内の観光スポットや会議施設などと連携した旅行コースを説明した。インドメディアとの記者懇談会も開かれ、インドの旅行業界関係者を「韓国観光の夕べ」イベントに招待するという。

インド外務省で東アジアを担当するプリティ・サラン次官は前日、同国を訪問している韓国外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官と会談し、韓国との観光協力拡大に大きな関心を示した。

韓国を昨年訪れたインド人観光客は19万5911人だった。2012年は9万1700人で、この4年で倍近くまで増えている。(翻訳・編集/柳川)