婚約から結婚までの道のり〜期間や必要なお金〜

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海辺で、星空のきれいな公園で、2人の思い出の場所で……彼からのプロポーズを夢見る女性は多いのではないでしょうか? だけど「婚約から結婚まで」の細かいことについて、どれぐらいの女性がきちんと理解しているのでしょうか? 今回は婚約から結婚までの道のりについて、既婚者にとったアンケートや専門家の意見を元に紹介します。

<目次>
■婚約とは
■婚約〜結婚までの「期間」ランキング
■適切な婚約期間ってあるの?
■婚約期間の過ごし方&やるべきこと
■婚約から結婚までの流れ
■婚約から結婚までかかる費用
●婚約にかかる費用
●挙式・披露宴にかかる費用
●新生活にかかる費用
●新婚旅行にかかる費用
■婚約中に“婚約破棄”されたら?
■まとめ

■婚約とは

まず初めに、何をもって「婚約」が成立するのでしょうか。もしメールやLINEでプロポーズされても、それは正式に婚約したと言えるのでしょうか? アディーレ法律事務所の女性弁護士、篠田恵里香先生に聞いてみました。

篠田先生:
婚約とは、お互いが真剣に「結婚しよう」と合意し約束することによって成立します。結納や婚約指輪の交換、両親への挨拶等の事実がなくとも、真摯に「夫婦になろう」という約束があれば、口約束でも成立します。ただ、実際に婚約の成立が争われる場合は、「周囲にも結婚すると言っていたか」や、「結納等、婚約を裏付ける行事や行動があったか」を総合考慮して判断されるため、軽い気持ちで結婚しようと話をしたケースなどは婚約が否定される可能性もあります。メールのやり取りに「結婚」という言葉が多用されているケース等では、「結婚するって信じていたのに」と言われてしまうと言い逃れができない可能性がありますので、気を付けていただいた方が良いと思います。

■婚約〜結婚までの「期間」ランキング

感激のプロポーズから早1年……。彼が一向に結婚する気配がなくて、やきもきしている女性もいるのではないでしょうか。しかし一般的に、婚約してからどれくらいで結婚するものなのでしょうか。既婚男女413名に聞いてみました。(※1)有効回答数413件

Q婚約〜結婚までにかかった期間は?

調査の結果、半分(51.09%)以上の人は、婚約して半年〜1年以内には結婚していることが分かりました。また、婚約せずにすぐに結婚したという人が21.07%も。驚きなのは、3年以上経ってから、ようやく結婚した人が4番目に多く10.41%もいたこと。10組に1組のカップルは、婚約しても長い春を味わっているようです。ではなぜ、その期間で結婚したのか詳しく理由を見ていきましょう。

●その期間を要した理由

(1)1年以内

・「結婚式場の予定の関係と結婚式にかかる費用を貯金するため」(40歳以上男性/機械・精密機器/技術職)

・「婚約という状態があったというより、結婚を決めて、それまでの準備期間、式場だのなんだのがあったという感じ」(40歳以上男性/食品・飲料/技術職)

・「結婚式の準備、退職の引き継ぎなど」(40歳以上女性/医療・福祉/専門職)

結婚式の準備をしていると、どうしても1年近くはかかってしまうこともありますよね。人気の式場だったりすると、予約待ちになってしまうこともあるのでは。

(2)半年以内

・「できちゃった婚だったので、婚約から結婚は期間が空いておらず、すぐでした」(25歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「結婚式の準備や親戚などに連絡するのに必要な時間だった」(39歳女性/医療・福祉/専門職)

・「式場の都合、双方の仕事の区切りの両方を考慮に入れたら、すぐに結婚式を挙げることができなかった」(40歳以上男性/機械・精密機器/技術職)

お互いのスケジュールさえあえば、割と式を早く挙げることもできるのでは。あまりこだわりさえ持たなければ、半年もあれば式場を見つけられそうですね。

(3)すぐ(婚約期間なし)

・「5年以上付き合っていた人と別れて結婚。復縁するならもう結婚となっていたから」(32歳女性/警備・メンテナンス/事務系専門職)

・「婚約はしていない。付き合って3カ月目で妊娠したので結婚した」(40歳以上女性/不動産/事務系専門職)

・「婚約はしてないが、結婚を考えたタイミングで子どもができたため」(40歳以上男性/その他/専門職)

できちゃった婚になる場合、すぐに結婚式を挙げないと、女性のお腹も目立ち、ドレスが着られなくなることもありますよね。

(4)3年以上

・「安定した仕事に就いていなかったため。経済的に不安であったため」(40歳以上男性/その他/その他)

・「お互いに勉強中に知り合い無職だったため、就職して安定するまでに時間がかかった」(34歳女性/その他/その他)

・「金銭面で不安があり、住む家などで家賃が払えないと困るので、十分お金が貯まってから結婚しようと思ったため」(40歳以上男性/その他/販売職・サービス系)

結婚式を自分たちで挙げようと思うなら、やはり金銭面には余裕を持って挙げたいですよね。お金を貯めるまで、3年以上かかってしまうこともあるようです。

(5)2年以内・3年以内

・「遠距離だったのですぐにでも結婚したかったのですが、仕事の都合で退職できなかった」(40歳以上女性/その他/秘書・アシスタント職)

・「相手の仕事のタイミングが合わなかった」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「親族への挨拶や式の準備に時間がかかったから」(40歳以上男性/電機/営業職)

結婚を決めたとしても、お互いにタイミングが合わないと、式を挙げるのも遅くなってしまいますよね。2・3年かかって、やっと結婚できた人もいるようです。

結婚に踏み切るほど貯金があり、仕事も落ち着いているなど2人のタイミングが合ったカップルは1年以内に結婚しているよう。また結婚式場や入籍日をしっかり決めたカップルも、1年ほどで結婚していることが分かりました。お互いに結婚しよう! となっても、仕事やお金などの問題があるカップルは2年、3年かけて結婚に至っているようです。

■適切な婚約期間ってあるの?

過半数の人は婚約から1年以内に結婚しているようですが、適切な「婚約期間」というものはあるのでしょうか? 数々の離婚案件を担当してきた篠田先生に聞いてみました。

篠田先生:
交際開始〜婚約〜結婚の間に、お互いのことを知る機会がどれだけあったかが一番大事なので、一概にどれくらいとは、言えないと思われます。ただ、交際〜婚約、婚約〜結婚のそれぞれの間に半年程度は設けた方がよいイメージはあります。というのも、結婚後間もなくして離婚に至るケースというのは、やはり、「結婚してみたら思ったような人じゃなかった」という理由によるものが多く、相手のことをあまり深く知らないままに結婚してしまったことが原因と思われるからです。特に「一緒に暮らしたら嫌な部分がたくさん見えた」というケースも少なくありません。

結婚までの期間の長短というよりは、結婚前に相手とよく話をする、1カ月程度でも同棲をしてみるというのが、お互いを深く知るためにいい方法かもしれませんね。

■婚約期間の過ごし方&やるべきこと

婚約中は、結婚式のためのお金を貯めたり仕事の引継ぎをおこなったりなど、各自過ごしているようですが、婚約期間にやっておいた方がいいことはあるのでしょうか? 先輩である既婚者のみなさんに聞いてみました。(※1)有効回答数413件

(1)新居の準備

・「引っ越しの準備。入籍してから1カ月くらいは別々にすんでいた」(38歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)

・「引越し先を選ぶのにけっこう二人でもめました」(40歳以上男性/小売店/営業職)

・「新居探しや家具選び、不用品の処分などの新生活に向けての準備」(40歳以上男性/運輸・倉庫/技術職)

結婚して一緒に暮らすために、まず引越し先を決めなくてはなりませんよね。新婚生活を送る場所になるので、妥協できないことも多く、結構時間がかかるようです。

(2)挙式の準備

・「挙式の準備に2、3カ月かかった。海外でのウェディングだったので旅行の準備やウェディングのやり取りを何度もした」(34歳女性/その他/その他)

・「結婚式場との打ち合わせ、新居をどこにするかの決定など」(40歳以上男性/金融・証券/専門職)

・「結婚式の準備。新居を決めたり、色々揃えないといけない」(40歳以上女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

婚約期間は結婚式の準備に追われたという人も。式場との打ち合わせや、披露宴の招待客の手配など、忙しいですよね。

(3)結婚の挨拶

・「親戚への挨拶まわり、両家両親食事会、仕事も変わったのでその準備など」(40歳以上女性/その他/販売職・サービス系)

・「親戚にあいさつや、結婚式の準備で時間を使った」(40歳以上男性/その他/その他)

・「親戚へのあいさつや仲人を交えての食事など」(40歳以上男性/不動産/専門職)

結婚を決めたのなら、親だけでなく親戚一同への挨拶周りも必要になってくるもの。2人で休みを合わせていると、意外に時間がかかりますよね。

2人の新生活に向けての準備はもちろん、挙式の準備や親戚への挨拶周りなど、時間がかかるからこそ婚約期間にやっておくべきだという意見がたくさんあがりました。やることが多すぎてパートナーとのケンカが多くなるのもこの時期ですが、夫婦としての最初の試練ととらえ、乗り越えたいですね。

■婚約から結婚までの流れ

ここからは具体的に、結婚までの流れを見ていきましょう。よく「入籍が先か」、「挙式が先か」、なんて悩みを聞きますが、一般的に多いのはどちらのパターンなのでしょうか?

●入籍と挙式どっちが先?

Q.挙式と入籍の順序について、どちらが先でしたか?

順番としては、入籍をしてから挙式をしたというカップルが半数を超える59.32%もいることが分かりました。とはいえ挙式から入籍したカップルも40.68%と少なくないようです。詳しく理由を見ていきましょう。

●入籍が先

(1)海外挙式(パスポートの都合)で

・「海外で挙式を行ったので、確かその順番だったと記憶している」(40歳以上男性/食品・飲料/その他)

・「挙式は海外だったのでその前に入籍したかった」(40歳以上女性/学校・教育関連/専門職)

初めての海外が「海外挙式」になる人や、パスポートの更新が近い人の場合、名前が変わった後に再申請するなら……と、先に入籍を済ませてしまう人もいるようです。せっかく作ったパスポートも、入籍後に名前変更しなくてはいけないのは手間ですからね。

(2)結婚記念日にしたい日が挙式より前

・「結婚記念日にしたい日が挙式予定日よりも前だったから」(40歳以上女性/ソフトウェア/技術職)

・「結婚記念日はバレンタインデーの日がいいと話し合ったから」(40歳以上女性/運輸・倉庫/その他)

・「記念日に入籍したかったから。海外で挙げたから」(31歳女性/医療・福祉/専門職)

結婚記念日を特定の日にしたい場合、あえて先に入籍することもあるようです。思い出の日に入籍していると、結婚してからも忘れないですものね。

(3)子どもができたから

・「子どももできたので、早く入籍も済ませ、あわただしく式の日取りも6月にして行ったと思います」(40歳以上男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「子どもが生まれるのと同時に資金が足りなかったため」(40歳以上男性/その他/専門職)

・「子どもができて、母子手帳交付が必要だったから」(40歳以上女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

子どもができた場合、行政サービスや病院検査を受ける前に入籍してた方が便利だったり、あとあと面倒くさいことが防げますよね。

(4)挙式後はバタバタするから

・「そのほうが合理的だから。すぐに新婚旅行に行けるから」(40歳以上男性/建設・土木/技術職)

・「挙式後すぐに旅行へ出発することになっていた」(40歳以上男性/その他/その他)

・「挙式後にすぐ旅行だったので時間がなかったため」(40歳以上女性/運輸・倉庫/事務系専門職)

結婚式を挙げて、すぐに新婚旅行に出発する人も多いもの。先に入籍を済ませておいたほうが、新婚旅行だと実感できそうですよね。

●挙式が先

(1)家族や親戚に配慮して

・「親がきちんとした人で世間体を重んじる人だったから」(40歳以上女性/不動産/営業職)

・「両家で話し合っての結果としてそうなった」(40歳以上男性/その他/その他)

・「両家で最初から決めての行動でした」(40歳以上男性/その他/販売職・サービス系)

昔ながらの習慣や文化を重んじる家族や親戚がいる場合、入籍前にきちんと親族に披露してから……とお願いしたり、そうじゃないと許さないという場合もあるようです。

(2)入籍したい日が挙式の後だった

・「一番いい日を決めて、時間スケジュールの関係上」(40歳以上男性/その他/その他)

・「大安などのいい日を選んでいたのと、夫の故郷で入籍したため」(40歳以上女性/医療・福祉/専門職)

・「誕生日に入籍したかったからその順番」(40歳以上女性/医療・福祉/専門職)

先ほど、入籍したい日が挙式の前だったから、入籍→挙式の順になったという人の意見を紹介しましたが、入籍したい日が挙式の後になることだって同じくらいありえますよね。

(3)挙式の準備が忙しかった

・「挙式の準備で手一杯だったので、入籍が後回しになった」(40歳以上男性/運輸・倉庫/技術職)

・「挙式までが忙しく、新婚旅行から帰ってインフルエンザにかかったので、落ち着いてから入籍した」(40歳以上女性/小売店/販売職・サービス系)

・「挙式の準備で忙しかったために、挙式後に入籍した」(40歳以上男性/マスコミ・広告/その他)

結婚式の準備に追われて、つい入籍のことを忘れてしまったという人も。気づいたら結婚式当日になっていた、なんてないようにしたいですね。

現在は入籍してから挙式する人が多いことが分かりました。昔は結婚するまで女性が家を出ませんでしたが、今は結婚前に彼氏と同棲したりする人も多く、結婚する=親元を離れるという認識が薄まってきたからでしょうか。これといった決まりはなく、みんなそのときの状況で、入籍と挙式の順番を決めているようです。

■婚約から結婚までかかる費用

さてここからは気になるお金の話です。婚約から結婚にかかる費用について、既婚男女に聞いてみました。

Q婚約から結婚(婚約、挙式・披露宴、ハネムーン、新居)まで、合計して掛かった費用は?

婚約から結婚まで、「結構かかるんだろうなぁ……」と思いきや、多くの人は100万円未満で済んだようです。次いで、100〜300円未満、300〜500万未満というカップルが多い結果となりました。くわしく内訳を見ていきましょう。

●婚約にかかる費用

まず最初に、婚約にかかった費用を見ていきましょう。婚約で出費しそうな項目としては婚約指輪の購入や親への挨拶を兼ねた食事会ですよね。

Q婚約に掛かった費用は?

なんと半数近くの人は、費用にして10万円もかかからなかったようです。一体どういうことなのでしょうか……?

(1)10万円未満

・「両家の会食費、数万とお互いの結婚指輪を各々購入したので10万以内」(38歳男性/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)

・「結納はしなかったのと両家挨拶も食事はせずに顔合わせだけだったので指輪10万円」(38歳女性/その他/その他)

・「結納10万円、両家挨拶に交通費、食事代など」(40歳以上女性/商社・卸/事務系専門職)

最近では結納もしない家庭も多いため、婚約するのにそれほど費用は必要なかったという人も多いようですね。

(2)10〜50万円未満

・「両家挨拶に10万円、婚約指輪に30万円」(40歳以上男性/マスコミ・広告/その他)

・「結納品10万、両家挨拶約10万、婚約指輪30万」(38歳女性/情報・IT/事務系専門職)

・「結納10万円、両家挨拶5万円、婚約指輪15万円」(40歳以上男性/運輸・倉庫/営業職)

結納品も簡素化されてきていますので、それほど費用がかからなったという人も。トータル50万円未満で済んだ人が2番目に多い結果に。

(3)50〜100万円未満

・「婚約指輪30万、結婚指輪50万」(40歳以上男性/商社・卸/営業職)

・「結納金50万、指輪40万その他諸々10万ぐらいかかった。」(34歳女性/建設・土木/技術職)

指輪や結納金が30万を超えてくる場合、この金額になるようです。結納金で50万円払ったという人も多くいました。

(4)100〜200万円未満

・「結納100万。婚約指輪50万。その他10万ぐらいかかりました」(40歳以上男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「結納100万円。婚約指輪50万円。仲人へのお礼20万円。両家顔見せに20万円」(40歳以上男性/不動産/専門職)

・「結納80万円。結婚指輪30万円」(40歳以上女性/建設・土木/事務系専門職)

きちんとした結納品をそろえようとなると、100万円以上超えてしまうこともあるのでは。婚約指輪なども入れると、200万円ほど掛かってしまうようです。

●挙式・披露宴にかかる費用

続いて、挙式・披露宴にかかる費用について見ていきましょう。婚約費用よりはお金が掛かりそうですが、どうなのでしょうか。

Q挙式・披露宴に掛かった費用は?

上位2つ「50万円未満」、「100〜200万円未満」と回答した人が61.01%という結果に。挙式においてもそこまで費用をかけないカップルが多いようです。理由を見ていきましょう。

(1)50万円未満

・「挙式に30万円くらいで、結婚指輪は15万円くらいだったと思う。挙式したけど披露宴はしていない」(34歳女性/その他/その他)

・「挙式は親族で挙げただけで、安く済んだため」(36歳女性/その他/その他)

・「結婚指輪5万円。挙式・披露宴40万円」(40歳以上男性/医療・福祉/専門職)

最近は少人数制の結婚式が多くなってきたため、あまり費用もかからなかったという人も。式より結婚後の生活にお金を残しておきたい派は、結婚式にあまりお金をかけないのかもしれないですね。

(2)100〜200万円未満

・「結婚指輪の値段は聞かなかったが、給与3カ月分と予想して60万くらい。挙式披露宴100万くらい」(40歳以上女性/小売店/販売職・サービス系)

・「結婚指輪10万。挙式披露宴が式場のパックの95万くらいのプラン」(38歳男性/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)

・「挙式180万。結婚指輪15万。ブライダルエステ5万」(34歳女性/その他/その他)

挙式代にどうしても100万円以上かかってしまうこともあるもの。結婚指輪やエステ費用などを考えると、200万前後かかってしまうかもしれませんね。

(3)200〜300万円未満

・「結婚指輪20万円。挙式会場20万円。披露宴会場200万円。結婚衣装代50万円」(40歳以上女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「指輪は15万で、挙式と披露宴セットで200万にオプションつけたら250万ぐらい」(37歳女性/その他/販売職・サービス系)

・「結婚指輪20万円。挙式・披露宴240万」(40歳以上男性/自動車関連/事務系専門職)

招待客が多いと、どうしても挙式費用は跳ね上がります。親の知り合いなども含めると、意外に費用がかかってしまうこともありそうです。

(4)50〜100万円未満

・「海外挙式だったので、その渡航費用や式の費用のみ」(40歳以上男性/情報・IT/技術職)

・「挙式、披露宴80万円。他の費用はかかっていない。安く挙げる予定だったため」(40歳以上男性/学校・教育関連/専門職)

・「結婚指輪20万。海外挙式新婚旅行は相手持ち100万弱」(39歳女性/不動産/事務系専門職)

挙式費用は50万円から100万円未満で抑えられた人も多いようですね。海外で式を挙げる場合、人数も限られているので、それほど費用もかからないのでは。

(5)300〜400万円未満

・「海外渡航費50万、親族渡航費200万、挙式・披露宴150万、その他諸々」(40歳以上男性/情報・IT/クリエイティブ職)

・「結婚指輪20万円。挙式・披露宴480万円」(40歳以上女性/医療・福祉/専門職)

・「結婚指輪20万円。挙式・披露宴400万円」(31歳女性/金融・証券/事務系専門職)

招待するお客さまが100人単位となってくると、どうしても挙式費用は400〜500万円かかりますよね。

●新生活にかかる費用

無事に結婚式を終えたら、2人の新生活のスタートです。しかし結婚するまで、お互い実家暮らしだったというカップルは、家具や寝具など揃えなければいけない物が盛りだくさん! 費用がかさみそうです。一般的にみなさんはどのくらい支出しているのでしょうか。

Q新生活をはじめるのに掛かった費用は?

一般的には10〜50万円未満かかる人が30.02%、ついで50〜100万円未満(28.09%)、10万円未満(23.97%)という結果に。上位3位を見ても分かるとおり、82.08%の人は100万円未満で新生活を初めているようです。

(1)10〜50万円未満

・「引っ越し費用20万くらいで、電化製品など私の親が用意してくれた」(40歳以上女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「家具家電の新調30万。引っ越し費用10万」(36歳男性/その他/その他)

・「賃貸の初期費用30万ちょっと。家電製品はあるものを使っていて、実際に購入したのは大型洗濯機で6万くらい。引っ越し代はレンタカー借りて3万はかからなかったと思う」(40歳以上女性/その他/事務系専門職)

結婚するときに両親がお祝いとして、家具や家電を購入してくれることもあるもの。感謝の気持ちを忘れないようにしたいものですね。

(2)50〜100万円未満

・「家具家電の購入費50万円。賃貸の初期費用10万円。引っ越し費用がおよそ30万円」(31歳女性/その他/販売職・サービス系)

・「新居に60万。引っ越しは荷物がそれほどでもなかったので5万くらい。家具などに20万くらい」(40歳以上男性/食品・飲料/その他)

・「家電家具の新調30万円。賃貸の初期費用5万円(会社の社宅)。引越し費用15万円」(40歳以上女性/情報・IT/専門職)

引っ越し費用や家具家電をそろえようと思うと、どうしても100万円近くかかってしまうものかもしれません。すべて新調すると費用がかかりますよね。

(3)10万円未満

・「向こうが一人暮らししてる家に住んだから費用はかかってない」(28歳女性/金融・証券/事務系専門職)

・「もともと同棲していたので、新規に購入したものは微々たるもの」(36歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「相手の実家にしばらく同居したため、ほとんど出費なし。家電家具5万ほど」(40歳以上女性/その他/クリエイティブ職)

すでに同棲している場合だと、あまりそろえるものも少ないため、費用が10万円もかからなかったという人も。また一人暮らしする相手の家に住んだから費用は一切かかっていないという人もいました。

(4)100〜200万円未満

・「嫁ぎ先の借家を新居としたので、住居にかかった費用はなし。嫁入り道具の家具100万。家電その他で100万弱」(40歳以上女性/自動車関連/事務系専門職)

・「家具家電の新調50万円。賃貸住宅の初期費用40万円。引越し費用20万円」(40歳以上男性/運輸・倉庫/技術職)

・「家電家具の新調30万円、賃貸の初期費用55万円、引越し費用15万円など」(40歳以上女性/アパレル・繊維/クリエイティブ職)

意外に高くかかってしまうのが、新居費用ではないでしょうか。引越し代や家具家電を含めると、それだけで100万円から200万円近くかかることもありますよね。

(5)300万円以上

・「家電家具の新調160万円。家のリノベーション300万円」(40歳以上男性/その他/販売職・サービス系)

・「新居は賃貸マンション初期費用は60万。電化製品50万。家具やベッド200万」(40歳以上女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「家電家具の新調300万円。家の購入1000万円」(37歳女性/建設・土木/その他)

結婚すると同時に新居を購入する人もいるようです。住宅ローンを組むなら、早めがいいといいますものね。

●新婚旅行にかかる費用

結婚式の後の楽しみといえば、新婚旅行ですよね。海外旅行を楽しむ人もいれば、国内旅行でまったりする人もいるのでは。新婚旅行に掛かった費用について聞いてみました。

Q新婚旅行に掛かった費用は?

なんと新婚旅行が10万円未満だったという人が43.34%も。挙式や新生活にコストがかかり、やむなくコストカットした結果なのでしょうか? 理由を見ていきましょう。

(1)10万円未満

・「グアムで挙式とハネムーンを兼ねて」(33歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「ハウステンボス。海外に行ったみたいで楽しかった」(40歳以上男性/小売店/販売職・サービス系)

・「軽井沢。挙式を軽井沢にしてそのまま延泊し、スキーを楽しんだ」(40歳以上男性/情報・IT/技術職)

結婚すると、なにかと物入りになるもの。そのため新婚旅行費用は抑えたいと思う人も多いのでは。国内旅行であれば、10万円未満で楽しむこともできそうですね。

(2)10〜50万円未満

・「ハワイに5泊7日で行きました。初めての海外だったので会話が不安でしたが、意外と日本語が通じました」(40歳以上女性/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「フランス。パリ。モンサンミッシェル。ブルターニュ。とにかく、パリ以外のフランスの街にも行ってみたかったのですが、本当に新婚旅行にはぴったりの国だと思いました」(40歳以上女性/その他/専門職)

・「オーストラリアへ。財布をバスに忘れてしまい。大変だった」(40歳以上男性/医療・福祉/専門職)

新婚旅行は海外に行きたいと思う人も多いかもしれませんね。10〜50万円ほどの予算を用意しておくと、行き先もいろいろ選べそうですね。

(3)50〜100万円未満

・「オーストラリアに行き、グレートバリアリーフでシュノーケルをしたり、シドニーのゴールドコーストでヘリコプターに乗ったりした」(40歳以上女性/医療・福祉/事務系専門職)

・「イタリア周遊12日間に行き、ずっと行きたかったイタリアなのでとても充実した新婚旅行だった」(40歳以上男性/その他/経営・コンサルタント系)

どうしても行きたい場所がある場合、新婚旅行に費用をかけるのもいいかもしれませんね。挙式費用と合わせて、結婚予算を組んでおきたいものです。

(4)100〜200万円未満

・「カナダのナイヤガラの滝やケベック観光などきれいな景色を堪能」(40歳以上男性/不動産/専門職)

・「モルディブへ行って、海中レストランで食事。帰りにシンガポールへ寄ってカジノで賭博」(40歳以上男性/機械・精密機器/技術職)

・「パリ、ローマとエーゲ海クルーズで14日間くらい」(40歳以上女性/金融・証券/事務系専門職)

100万を越えてくる旅行とあって、宿泊期間も長いうえ、みなさんクルーズやカジノなど満喫しているようです。新婚旅行を豪華にしたいならこのくらい費用があれば十分じゃないでしょうか。

結婚はお金がないと出来ない……そう思ってた人は多いでしょう。しかし今回紹介した内容を見て安心した人も多いのでは? ほとんどのカップルが婚約から結婚までに100万円未満、または300万円未満しか掛からなかったことから、どこにお金を掛けたいかポイントを決めれば、結婚コストはいくらだって削れることが分かりましたね。100万円だったら2人で50万円づつ。1ヶ月に5万づつ貯めれば10ヶ月で貯めることが可能です。婚約したけどお金がない……なんてカップルも資金は1年もあれば貯めることができそうです。

■婚約中に“婚約破棄”されたら?

最後は番外編として「婚約破棄」について紹介したいと思います。世の中には婚約したものの、結婚まで至らないカップルだっているでしょう。もし彼に婚約破棄されてしまったら……? そうなった時にどうすべきか、篠田先生に教えてもらいました。

篠田先生:
婚約は、「結婚しよう」という二人の間の約束であり、法的には「契約」のようなものです。したがって、正当な理由なく、「やっぱり結婚しない」といって婚約を破棄した場合、婚約の不当破棄ということで、慰謝料の支払義務が生じます。

もらった婚約指輪は当然返す必要がありますし、破棄した側からは、支払った結納金を返せと言えない可能性が高いです。婚約破棄の正当理由のハードルはなかなか高く、いったん婚約した以上は基本的に破棄できないと覚悟する必要があります。

また、籍は入れていなくとも、婚約関係にある以上は、他の異性と肉体関係を持つことが許されません。仮に浮気が発覚した場合、浮気した側に慰謝料が発生することになるのを覚えておきましょう。

■まとめ

婚約から結婚までの道のりについて見てきました。いかがでしたか? 一般的な婚約期間や、婚約〜結婚までに掛かる費用など、今現在婚約中の方は参考になったのではないでしょうか? また、口約束でも法的には婚約になること、婚約破棄は正当な理由なくして基本的には出来ないといったことも勉強になりましたよね。くれぐれも軽い気持ちで婚約・婚約破棄しないよう、結婚には真剣に真摯に向き合いましょう。

(監修/篠田恵里香、文/ファナティック)

※画像はイメージです

マイナビウーマン調べ
調査日時2017年1月30日〜2017年1月31日
調査人数:413人(22歳〜49歳の男女)