賢い人が仕事で犯す3つの愚かな過ち

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学校を輝かしい成績で卒業し、勤務先では常に活躍、元上司からの推薦状には賞賛の言葉が並ぶ──。そんなあなたは自分を追い込み、結果として出世街道をほぼ順調に進んできた。

おめでとう! あなたは、どんな企業も欲しがるものの、そのうちの一握りしか手に入れられないようなトップレベルの人材となった。

だが、優等生でいれば愚かなキャリア上の過ちを犯すことはないと思っているなら、それは間違いだ。以下に、極めて優秀な人でさえもが陥る、3つの落とし穴を紹介しよう。

愚かな上司の下で働く

優れた上司は、優秀な人材を雇い活躍させれば、自分自身の判断力とリーダーシップへの評価につながることを知っている。管理職の多くは、自分のエゴを排除し、チームにやり手を雇い入れることが成功の秘訣(ひけつ)だと心得ているのだ。

あなたが優秀な人材であるなら、こうした上司の下で働きたいだろう。あなたの能力を脅威に思ったり能力に気が付かなかったりするのではなく、優秀な人材を歓迎し能力を発揮できるよう力を尽くす上司の下でだ。

自身を助けるために人の能力を見いだして活用できない上司や、この部屋の中で最も優秀な人は自分でなければならないとの考えに執着する上司の下では働かない方がよい。こうした職場ではすぐに、正当な評価がされず能力が生かされないことに憤りを募らせることになるだろう。

常に完璧を求める

仕事には100%で臨むべきときと、75%で十分なときがあるが、優秀な人にはこれが通用しない。学生時代、最高で10点しか得られない課題に50点の課題と同じ労力を注いできた人は、社会人になってもその考え方を続ける傾向にある。

同僚が2〜3秒しか見ないメール文の形容詞一つの選択に頭を悩ませる。会社での心配事を家に持ち帰り、日曜の朝5時45分に目が覚め、月曜にCEOが行う10分間のプレゼン内容が頭を離れない──。

「あなたの最大の弱みは何ですか」という質問に対し、優秀な人は「完璧主義であること」と答えがちだが、時には仕事に中程度の努力で臨み、次の仕事のエネルギーを蓄えることや自身の健全を保つ方がよい。全てに全力を尽くしていては燃え尽きてしまう。

自分が本当に求めているものが分からない

博識であることと、ある一つのことに情熱を注ぐことは両立できない。

賢く気力にあふれた人は、さまざまな場所で成功できる。臨機応変にその場に適応できる能力は求人市場で役立ち、新たなポジションでの習得速度も速いが、マイナス面もある。

何でもそつなくこなせると、真に自分が好きなことが見つかりにくい。多才なことが欠点になり得るのだ。

大した努力もせずに賞賛されると、その分野でもっとうまくなるためにスキルを磨こうとする原動力が、成功するために苦労をしてきた人ほどは得られない。ある日突然、強い達成感を感じる一方で、それに負けない位の強い目的喪失感に襲われる可能性が高い。