「ザ・ダンサー」の一場面 (C)2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR − WILD
BUNCH − ORANGE STUDIO − LES FILMS DU
FLEUVE − SIRENA FILM

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 アメリカの舞踊家ロイ・フラーの半生を、ミュージシャンで女優のソーコと、リリー=ローズ・デップの共演で映画化した「ザ・ダンサー」の予告編が公開された。バレエの殿堂オペラ座で踊るという夢を叶えるために、ふたりの美しいダンサーが革新的な踊りを披露するシーンが映し出されている。

 写真家のステファニー・ディ・ジューストがモダンダンスの祖、フラーの伝記を基に映画化。女性によるダンスが卑しいものとされた時代に、ドレスや光、鏡を用いた新たなダンスを創作し、夢を実現するために闘ったダンサーの強い信念、愛と友情を描いたドラマ。ロイ役をマドンナのショートフィルムに出演して話題となったミュージシャンで、女優のソーコ、ロイのライバルのイサドラ・ダンカン役をデップが演じ、「たかが世界の終わり」のギャスパー・ウリエルがロイを愛したルイ役に扮する。

 19世紀アールヌーボーの時代に一世を風靡したロイ・フラーは、シルクの布を纏い、棒をつかって花のように舞った。さらに当時初の試みだった照明での演出でダンスに新たな時代を切り開いた。そして、フラーが見出したダンサー、イサドラ・ダンカンは、身体のラインが露わになる薄い衣装だけを身に纏い、身一つで舞う。フラーは無名のイサドラを共演者に抜擢しながらも、その輝くばかりの才能への嫉妬に苦しむ。

 「ザ・ダンサー」は、6月3日から新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。