月31日、韓国・マネートゥデイは、裁判所の逮捕状発付により護送車でソウル拘置所に移送される韓国の朴槿恵前大統領の目に、涙が光っていたと伝えた。写真は朴槿恵前大統領の逮捕を求める韓国の掲示。

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2017年3月31日、韓国・マネートゥデイは、裁判所の逮捕状発付により護送車でソウル拘置所に移送される韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の目に、涙が光っていたと伝えた。

ソウル中央地裁令状担当の康富栄(カン・ブヨン)判事は31日、「主要犯罪容疑が解明され、証拠隠滅の懸念があり、拘束の理由と必要性、相当性が認められる」と朴前大統領に対し逮捕状を発付した。前職大統領に対する逮捕状発付は韓国憲政史上3度目となる。朴容疑者は同日未明に地裁から京畿道(キョンギド)議旺(ウィワン)市にあるソウル拘置所に移送・収監されており、今後は検察による捜査を受けることになる。

昨年10月に国政介入事件が明るみになって以降、朴容疑者が公の場で感情を表に出すことはなかった。3回にわたる国民向け談話でも、こみ上げるものがあるようにも見受けられたものの涙を見せることはなかった。憲法裁判所による弾劾決定を受け、今月12日に大統領府を出てソウル・三成洞(サムソンドン)の自宅に戻った時も、笑顔で支持者や側近らに接していた。さらに検察に出頭し取り調べを受けた際も「国民の皆さんに申し訳なく思う」という言葉を残すも、これといった感情を顔に出すことはなかった。

そんな朴容疑者をマネートゥデイは「氷姫」と表現したが、「姫」も12日の帰宅後にはひとしきり涙したようだ。「姫」を自宅に訪ねた親朴派の与党議員・李愚鉉(イ・ウヒョン)氏は取材に対し、「涙で化粧がにじみ顔が黒ずむほど泣いたという話を聞き、胸が痛んだ」と話したという。

逮捕前日、令状審査に出席するため自宅を出た時も、朴容疑者の表情は陰っていたが大きな感情の起伏はみられなかった。一方、見送りに来た実弟の朴志晩(パク・ジマン)EGテック会長の目元には、うっすらと涙が浮かんでいた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「氷姫とはうまいこと言ったね」「65歳のお姫様?気持ち悪い。おばあさんと呼んだら?」とお姫様発言への賛否コメントや、「うそ泣きでしょ」「涙だって?まだ自分の罪が分かってない表情をしてる」と涙を非難するコメント、「国民が血の涙を流している時に、きちんと働いてくれたらよかったのに」「今後は(専属美容師による)髪のセットもできないし、(ボトックスの)注射も打ってもらえない。どう変わっていくかな?」と皮肉を込めたコメントなど、多くのコメントが集まっている。

一方で、「刑務所で真人間になって帰ってきてね」「犯した罪をしっかり償って出てきてください」と朴容疑者へのメッセージや、「今や韓国国民は昔のような政治に無関心の国民ではない。政治は国民とつながっている」「どうか希望の国になりますように」と願うコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)