「嘘を愛する女」に主演する
長澤まさみと恋人役の高橋一生

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 女優の長澤まさみが、気鋭のCMディレクター・中江和仁が長編映画監督に初挑戦する「嘘を愛する女」に主演していることがわかった。恋人の大きな嘘に翻ろうされていくキャリアウーマンという役どころで、大人の女性の繊細な芝居に挑んでいる。近年は映画のほかNHK大河ドラマ「真田丸」で存在感を発揮し、主演ミュージカル「キャバレー」を大成功に導くなど新境地を開拓し続けてきた長澤が、新星・中江監督とタッグを組むことでどのような演技を披露するのかに大きな期待が寄せられる。

 同作は、2015年に第1回が開催された「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM」で初代グランプリを勝ち取った企画を映画化するもの。「夫は誰だった?」というセンセーショナルな見出しがつけられた、実在する新聞記事に着想を得た中江監督が、近藤希実と共同でオリジナル脚本を書き上げた。この意欲作に長澤をはじめ、女性ファンが急増中の実力派俳優・高橋一生、経験豊富なベテラン・吉田鋼太郎が顔をそろえた。

 長澤演じる川原由加利は大手飲料メーカーに勤め、ウーマン・オブ・ザ・イヤーを受賞するほど業界の第一線をひた走っているという設定。研究医の恋人・小出桔平(高橋)との同棲は5年目を迎えるなか、警察官が突然たずねてくる。「一体、彼は誰ですか?」。くも膜下出血で倒れた桔平が所持していた運転免許証、医師免許証は全て偽造されたもので、名前すらも「嘘」という事実が判明する。「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、私立探偵・海原匠(吉田)に調査を依頼。なぜ桔平は全てを偽り、由加利を騙さなければならなかったのかに迫るラブサスペンスだ。

 脚本を読んだ長澤は、「感情の居場所を人はいつも探しているんだなと思った」という。そして、「中江監督の作る現場はとても穏やかで居心地がいいんです。監督への信頼があり、とてもリラックスして現場に居られるので、丁寧に役と向き合えたらと思います」と話している。

 「世界の中心で、愛をさけぶ」で共演している長澤と高橋は、今年に入ってからは映像配信サービス「dTV」の新CM「ふたりをつなぐ物語」で、共演シーンこそないものの夫婦を演じている。高橋は、「舞台やCMで共演をしている長澤さんは、少女と大人両方の女性的な魅力を美しく表現されている印象。今作では、また一味違った関係性でご一緒できる事をすごく光栄に思います」とコメントを寄せた。さらに、吉田も「長澤まさみさんとの共演も楽しみです。2週間近い今治・尾道でのロケもありますので、気を引き締めていきたいと思います」と意欲をみなぎらせている。

 3月12日にクランクインした撮影は、4月末にオールアップを予定している。「嘘を愛する女」は、2018年に全国で公開。