30日、環球網は、韓国で行われるさまざまなスポーツイベントへの中国選手の参加取り消しが相次いでおり、韓国のネットユーザーから「平昌五輪にも来るな」との声が出ていると報じた。写真は仁川空港の平昌五輪マスコットキャラクター。

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2017年3月30日、環球網は、韓国で行われるさまざまなスポーツイベントへの中国選手の参加取り消しが相次いでおり、韓国のネットユーザーから「平昌五輪も来るな」との声が出ていると報じた。

韓国紙・ハンギョレの28日付報道によると、済州島で行われる国際テニス連盟(ITF)主催のユース大会に参加予定だった中国選手16人が出場を取りやめたという。また、4月に韓国の2カ所で開催予定のユース大会についても中国選手の出場が微妙な状況とのことだ。

このほかにも、中国から6月に予定されていた中韓国際ゴルフ大会の延期の申し出があったほか、4月22日の中韓バレーボールクラブ対抗戦が中止され、日中韓男子バレーボールクラブ選手権も中国が不参加を表明している。また、3月11日に江原道で行われた国際アルペンスキー大会では中国選手11人が出場を取りやめ、京畿道光明市の文化・スポーツ交流フェスティバルに招待していた中国関係者からも不参加の連絡があったという。

これらの状況に、韓国のネットユーザーからは「平昌五輪にも来るな」「まさに発展途上国のやること」などと激しい反発の声が挙がっているという。

韓国メディアは、これらの背景には高高度防衛ミサイル(THAAD)問題があるとの見方を示している。一方で遼寧社会科学院の遼寧社会科学研究院の呂超(ルー・チャオ)研究員は「韓国はスポーツ分野の問題を一概にTHAAD問題のせいにすべきではない。実際、わが国は国際大会に政治的な態度を持ち込むことはとても少ない。もっとも、仮にTHAAD問題が理由だったとしても、正しい民意の反応であり、それ自体が非難されるべきことではない」と語っているという。(翻訳・編集/川尻)