29日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国人の消費傾向について「高いお金を出しても『本物』を求めるように変わってきている」と伝えた。写真は中国の映画館。

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2017年3月29日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国人の消費傾向について「高いお金を出しても『本物』を求めるように変わってきている」と伝えた。参考消息網が報じた。

「世界の偽物工場」の人々は、本物の味を楽しみ始めた。購買力が上がり、欧米のテレビや映画に親しんだ中国の消費者は今、ハリウッド映画の人気キャラクター「ミニオンズ」「ミッキーマウス」「シンプソンズ」などの商品化ライセンスを先を争って買い始めている。同紙は「偽物がなくなることはないだろうが、本物を買うため、より多くのお金を使う中国人は増え続けている」と報じた。

国際授権業協会の中華圏責任者、黄玉芬(ホアン・ユーフェン)氏は、20年までに中国の特許商品販売額はのべ100億ドル(約1兆1088億円)を超えると予測。中国は日本を抜き、アジア最大の特許商品市場に成長するとみている。同協会の統計によると、15年の中国の特許娯楽商品販売額は、前年比30%増の45億ドル(約4989億円)に達した。米国の430億ドル(約4兆7678億円)には遠く及ばないものの、世界全体の伸び率5.6%を大きく上回る増加ペースだ。

業界関係者の1人は「中国映画市場はかつてない好景気を迎えている。人気映画の関連商品も大きな注目を集めている」と話す。米映画製作大手の20世紀フォックス、ディズニーも次々と作品のグッズ専門店をオープン。関連商品は文具やおもちゃ、衣料品や食品など多岐にわたり、人々の人気を集めている。(翻訳・編集/大宮)