気になる...

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存在しているけれどメニューには載っていない、知る人ぞ知る「裏メニュー」。

「あるらしい......」というウワサは気になりますが、本当にあるのかわからないとオーダーしづらいですよね。

そこで今回、"裏メニューがある、しかもおいしい"とウワサで聞いた「スターバックスコーヒー」、「銀だこ」、パンケーキ専門店「Butter」に行って、ガチンコで裏メニューをオーダーしてみました。どんなメニューが出てくるのでしょうか......?

インスタグラマー限定の裏メニュー

最初に記者が向かったのは、人気のパンケーキ専門店「Butter」。パンケーキタワーが有名なお店ですが、ウワサによると、"インスタグラマー限定の裏メニュー"があるそうです。

お店の人に「インスタグラマー限定のメニューがあると聞いたのですが......」と尋ねてみると、「ありますよ。『バターシュガークレップ』のことですね」と、あっさり判明。詳しく聞いてみると、Butter公式インスタグラムのフォロワーだけが平日限定でオーダーできる裏メニューだそうです。

「バターシュガークレップ」(500円)は、"Crepe(クレープ)"と"Wrap(包む)"で生まれたもちもち生地のCREP(クレップ)を使ったスイーツ。生地にはたっぷりとザラメをまぶしてキャラメリゼし、サクサクとしたパイ生地や自家製のハニーバターをトッピングしています。生地にも発酵バターを使っているので、ハニーバターとの相性ばっちりでした。

1番シンプルな「バターミルクパンケーキ」でも2枚・780円なのでワンコインで楽しめるのはお財布にも優しいです。

クレップは通常、「生ハムとモッツァレラのサラダクレップ」や「照り焼きチキンとスクランブルエッグのクレップ」(ともに1180円)など食事系のメニューが提供されていますが、ハニーバターやザラメも相性抜群なので、甘いもの好きに特におすすめ。インスタグラムをフォローしてオーダーしてみて。

スタバマニアの本当は教えたくない隠しメニュー

次は、自称スタバマニアの記者が本当はヒミツにしておきたい「スタバ裏メニュー」を紹介します。通常のメニューに記載されている「アイスティー」はブラックティーとパッションティーだけ。しかし、本当はもっといろんな種類の茶葉からアイスティーを選ぶことが出来るって知っていましたか?

それは、ホットティーの茶葉をアイスで抽出してもらうというもの。現在提供されているホットティーは「ユースベリー」「ミントシトラス」「イングリッシュブレックファスト」「アールグレイ」「ハイビスカス」「カモミール」「ほうじ茶」の7種なので、選べる幅がぐんと広がります。

今回は「ユースベリー」をアイスで頼んでみることに。スタバのレジで「ホットティーにある『ユースベリー』をアイスで抽出して欲しいのですが...」と注文してみます。すると「では、5分ほど抽出に時間がかかるのでお席までお持ちします」との答えが返ってきました。

席について5分ほど待つと、鮮やかなピンク色のアイスティーが運ばれてきました。"周りのお客さんが知らないメニューを席まで持ってきてくれる"というのは、なんだかちょっとワクワクします。「ユースベリー」はピンク色の見た目がかわいらしいだけでなく、アサイーやパイナップル、マンゴーがブレンドされているのでフルーティーで飲みやすい! 少しシロップなどで甘みを加えてもいいと思います。もちろんホットでも美味しいですが、夏にゴクゴク飲みたいときはアイスがおすすめです。

お店の人に裏メニューがどれくらい知られているか聞いてみたところ、

「ほとんど知られていないと思います。こちらからおすすめする機会が少ないので...。でも、オーダーがあれば対応できますよ」

とのこと。ホットティーとして提供されている茶葉はすべてアイスに変更できます。アイスティーを選ぶときの選択肢が増えるので、試してみて。価格はトールサイズ340円〜(※税抜)。

「銀だこはたこ焼きじゃない!」と思っていたあなたへ贈りたい

最後は「銀だこ」の裏メニュー。表面のカリッとした仕上げが特徴ですが、関西出身の人からは「あれはたこ焼きじゃない!揚げたこだ」という意見もちらほら。実は記者(兵庫県出身)もその1人。

しかし、ウワサによると、銀だこにはカリッと仕上げない「揚げないたこ焼き」が裏メニューとして存在するといいます。

記者「あの...、カリッとしてないというか、表面を揚げてないたこ焼きが食べたいんですけど......」
(カリッとさせないでなんて失礼かな。怒っちゃうかな)

店員さん「少しお時間頂きますけど、できますよ!」

5分ほど待って、「揚げないたこ焼き」がテーブルにやってきました。見た目は、通常のものとほとんど変わらないような気がしますが、お箸で持ち上げてみると、やわらかさが伝わってきます。普通の銀だこはお箸で押してもなかなか型崩れしませんが、「揚げないたこ焼き」はすぐにお箸の力に負けて形が崩れてしまいます。

お箸に伝わるやわらかさを感じつつ、口に運んでみると...、カリカリではなく、ふわふわ...! すぐに表面がほどけて、中のトロトロが広がります。懐かしい食感に思わず「これがたこ焼きや......」と、遠くを見つめてしまいました。

銀だこでは、通常は最後に油を入れ、表面を揚げているのでカリカリに仕上がっていますが、その仕上げしないことでふわふわ食感のたこ焼きになるというわけです。「カリカリたこ焼きは苦手」という人も、お試しを。

ただ、店員さんによると対応できない店舗もあるということなので、事前に店舗に確認してください。価格は8個入りで550円(業態や個数によって異なります)。

3つの裏メニューを試してみましたが、あまり知られていないメニューをオーダーするのは、なんだかちょっと得した気分になれますよ。チャンスがあれば、ぜひ試してみて。