鄭麗君文化部長

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(台北 30日 中央社)文化部(文化省)の鄭麗君部長は29日、与党・民進党の中央常務委員会で文化財の保存と歴史に新たな文化的意義を付与する「歴史現場の再創造計画」を進めるにあたり、各自治体の首長に協力する考えを示した。蔡英文総統はこれに対し、「台湾文化の誇りを取り戻そう」とのコメントを残した。

「歴史現場の再創造」は蔡総統が進める文化政策の一つ。古跡の修復だけでなく、当時の歴史的つながりを再現し、その土地の記憶として新たな意味を付け加えて「台湾の文化」として発展させた上で、観光促進を目指す。

鄭部長は文化財の保存や活用には、中央政府、地方と民間が一体になって行う必要があると強調し、土地や人々の歴史的記憶を深め、空間の整備などを通して地域発展を進めるなど、同計画を推進する各自治体の取り組みを支援すると述べた。

蔡総統は、同政策を通して各地域のルーツを再構築し、日常生活の中からコミュニティー意識を高めることで、新たな街づくりを目指すとしている。自身が育った土地の歴史をより理解し、その価値や文化を再認識してほしいと語った。

(鄭景ブン、葉素萍/編集:楊千慧)