中野正貴が撮る「キューバ」の"熱"

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アート写真ギャラリーというものをご存知だろうか。美術館に比べて気軽に入りやすい場所が多く、身近にアート体験を求める方におすすめだ。今回は、そんなアート写真ギャラリーの中からキューバをテーマにした写真展をご紹介する。

【写真を見る】重層的な暗室作業を経て表現される“生のキューバ”

大正大学キャンパス内のアートスペース「ESPACE KUU 空(エスパス空)」は、写真家の中野正貴氏による写真展「Cuba, Patria y Libertad - キューバ 祖国と自由 -」を、4月1日(土)から6月25日(日)まで開催する。

中野正貴氏といえば、無人の大都会を撮影した写真集「TOKYO NOBODY」等で知られる写真家。同展では、キューバの人々の人生に対する情熱とパワー、それらの圧倒的な”熱”を表現するため、複数の写真をコラージュし、重層的な暗室作業を経た写真作品が展示される。

同スペースは無料で入場可能なほか、会期中はアーティストによるギャラリートークやブック・サイニングも開催予定。

中野正貴氏のファンはもちろん、アート写真の世界を体験してみたい方も必見。ふらっと立ち寄ってみるのはいかがだろうか。【ウォーカープラス編集部/岩下大志】