何年たっても買ってよかったガジェットのトップ3から外れない、それがKindle。

私が初めてKindleを買ったのは2013年のこと。以来、ここまで自然に、安定して生活に組み込まれたガジェットはないと言い切れるほど、Kindleを愛用しています。小説と漫画程度の読書ですが、それでも、家族や知人友人に約3年半ずっと「読書するなら絶対Kindle買った方がいい!」と言い続けるほどKindleの素晴らしさを実感しています。

さて、何がそんなにいいのか? まず1つめにして最大のポイントは、物理的な本がないと生活がスッキリするということ。びっしり本を収納するための本棚はインテリアとして飾り棚になり、引っ越しや掃除のたびに埃かぶった重い漫画の束を整理する必要もない。それを考えただけで生活がスッキリします。写真立てに飾る写真や、デコレーションとしての画集、サイン本などをのぞけば、必要なのは「紙」ではなく「コンテンツ」です。本という紙が重要なのではなく、コンテンツとしての本が重要。ストーリーを読むことができれば、紙だろうが電子書籍だろうがいいわけで、そしたらスペースをとらず、カビることもないデジタルコンテンツがいいでしょうって話。

年齢が上がるにつれずいぶん処分したけれど、それでもまだ少しだけ、捨てられない思い出のつまった大好きな漫画(スラムダンク、ときめきトゥナイト、幽 遊 白 書、うる星やつら、イタズラなKiss、花より男子、ラフ、I LOVE HER、天使なんかじゃない、などなど)が家にあります。滅多に読むことはないけれど、たまーに手にとれば、古くなり色あせて、ひどけりゃカビがはえた紙を見てうんざりします。いつか、宝くじでも当たったら、紙で持っている本、漫画を全部処分して、電子書籍で買いなおすのが夢です。『まほろ駅前多田便利軒』と『まほろ駅前番外地』は紙で、『まほろ駅前狂騒曲』だけKindleだと、読み返すとき不便だし。『サブマリン』はKindleだけど、『チルドレン』は紙ってのも同じくね。もう1度言います、重要なのはコンテンツ!

Kindleのいいところ、2つめ。何冊持って出かけても、重さは同じ。Kindleという1つの端末のスペース、重さだけで、本を何冊も持ち歩くことができます。この1点だけでも、旅行中や移動時間に本を読む人ならば、今すぐKindleにすべきでしょう。私は非常にインドアなアウトドア派です。海とキャンプとピクニックが大好きだけど、そのアウトドアで何をするのが1番好きかというと、インドアな趣味である読書です。輝く太陽の下で、静かな夜にたき火の横で本を読むのがサイコー! また、私は同時に何冊も本を読むタイプでもあります。読書タイムとして時間がとれる時は長編をじっくりと、短い移動時間や暇つぶしの時はお気に入りの短編連作を何度も読み返します。つまり、常に数冊読みかけの本がある状態。ならば、Kindle以上に相性のいい読書スタイルはないでしょう。何冊持って歩いても、端末1台に変わりなし!


本棚丸ごと持ち歩ける! 紙の本からKindleへSWITCHする素晴らしさ02
太陽の光を浴びながらの読書はサイコー。Kindleのおかげで、待ち合わせでイライラすることも減りました。


ところで、私の言うKindle=オススメするのは、Kindle端末です。アプリのKindleではありません。これはKindleのいいところ3つめに関係します。白黒がいいんです。一時期、私は美容院難民で、毎回違う美容院に行っていました。美容院にはいつもKindleを持っていくのですが、それを見た美容師さんたちは必ず「タブレットですか? 何読んでるんですか?」と声をかけてきました。「これはKindleです」とちょっと説明(オススメ)すると、「動画も見れますか?」とほぼ全員が尋ねました。見られない&そもそも白黒だと答えて、Kindleの価格(1万円強)を伝えると、みんな微妙な顔をしていました。.。oO(白黒で動画も見れないなんてクソじゃん…)と思っているのでしょう。しかし、Kindleの魅力は、読書に特化した白黒仕様にあります。従来の読書のスタイルを、いかにデジタル社会にサラサラーっとストレスなく移行するか、それを考えた端末です。紙とインクの白と黒は、デジタル化したって白と黒に変わりなし! そして、これが、スマートフォンやタブレット端末でKindleアプリを入れて使うのとは違うところです。Eインクを使ったKindleの白と黒は、紙の白と黒のように優しいのです。スマートフォンの白黒と比べると、しろぉくろぉという感じ。BLACK&WHITEとうよりも、ぶらぁほわぁという感じ。これがいい!


本棚丸ごと持ち歩ける! 紙の本からKindleへSWITCHする素晴らしさ03
夜に浮かび上がるKindleの優しい光。ほわぁん。


以上、紙の本からKindleにSWITCHすべき理由、大きく3つ。今までKindle導入を検討したことがある人ならば、この理由3つは何度も聞いたことがあるでしょう。また同じ話かって思います? 個人によって利点があれこれ違わない、誰がオススメしても大きな理由は同じ、それがKindleのブレない良さです。もちろん、他にも、暗いところでも太陽の下でも読みやすい、文字の大きさ変更可能、辞書機能で調べ物が楽、プライム会員なら無料コンテンツあり、Amazonコンテンツならクラウド保存が無料&容量無制限などなど、利点はたくさんあるのですけれど、不思議なことにどれだけ私が力説しても、この3年半、周りでKindleを使い始めたのはたったの2人だけ。アツく語れば語るほど、うっとおしがられ、周りは冷めてしまうのでしょうか。ならば、Amazonにゴメンねと言わねばならぬほど、アツくオススメしてきてしまいましたね。しかし、中にはきちんと理由をもってKindleを否定した友人もいます。紙からKindleへのSWITCHをすすめるからこそ、言わねばなりません。Kindleにもマイナス点、あります。

大きな利点が3つならば、大きな欠点も3つ。まず、漫画メインでKindleを利用したい人の場合。Kindleには「マンガモデル」もありますが、スポーツ系バトル系漫画が好きな人は要注意。漫画には見開きというドラマチックな手法があります。見開きいっぱいドーンと描かれるシーンは、ものすごい迫力がありますが、Kindleだとこの迫力が半減します。Kindleで見開きページを見るには、見開きを右/左それぞれ見るか、端末を横にして1枚の絵として見るかです。これだと、紙の漫画で感じる「2ページも使ってきたか!=2倍のサイズできたか!」という熱は伝わりません。だって、スクリーンは大きくならないんだもん…。2つめは、本の貸し借りができないということ。1冊の本を複数端末で読むことはできますが、これは同アカウントでログインする必要あり。米Amazonではファミリープランもありますが、登録できる人数は限られています。紙の本のように、誰にでも手軽に本を貸すことができないのです(しかし、これは、借りパク(相手が意図しない場合も含む)を防ぐと考えれば欠点とは言えず)。最後に、読みたい本がKindleで出ていない/出るのが遅いこともあること。作者の意向か出版社の意図か、読みたい本がKindleでないことがあります。そんな時、すでに紙の本を家に増やすのがどうしても嫌になってしまった私は「Kindle化リクエスト」をクリックするしか術がなく…。

欠点もある、それでも私はKindleを愛する! Kindleを使い始めて良かった! だからこそ、アツくオススメしたい、紙の本からSWITCHしませんか?

【おせっかい】
もし、このオススメでSWITCHする場合は、画面保護シールも同時購入するのがいいでしょう。私の1台目のKindleは、鞄の中でぐちゃぐちゃと揉まれ、鍵でスクリーンに傷がついてしまいました。ケース有りで使うなら心配ないかな。


(そうこ)