真野恵里菜と塚本高史

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 津村記久子氏の小説が原作のNHK BSプレミアムドラマ「この世にたやすい仕事はない」の会見が3月30日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の真野恵里菜、主人公の恋人役に扮した塚本高史が出席した。

 燃え尽き症候群になってしまった主人公・霧中かすみ(真野)が、さまざまな職場に勤務する姿を通じ、どんな仕事にも等しく存在する苦労や悲喜をファンタジックに描き出す。全8話構成で、第1、2話はかすみがバスのアナウンス制作、第3、4話では“おかきの外装”に挑戦する。

 NHKドラマ初主演を飾った真野は、「女優でなかったら、どんな職業を選んでいたか?」との質問に「芸能の仕事でやっていけるのか定かではなかった高校時代は、動物が好きなので、トリマー(動物の美容師)になることが夢でした」と回答。資格取得の方法などを詳しく調べたそうだが、「トリマーにはなれなかったんだと、後から気づくことがありました。20歳のころにアレルギー検査をしたら、猫アレルギーだったんです」と、後に挫折した経緯をぶっちゃけ、場内を笑わせていた。

 さらに「私も26歳になりますし、周りにも結婚と仕事の両立を考えている子がいます。そうした人たちに、何かヒントになる作品になっていればいいなと思います」とメッセージを寄せる。「結婚と仕事、どちらを選ぶ?」と問われると、「結婚願望なくはないですが、自分が直面したらどうするかわからないですね。今は仕事が一番なので、それを超える出会いがあるのか、夢見ているところです」と笑顔を見せていた。

 また今作は、浅野温子が職業紹介所の不思議な職員・正門役で出演。塚本は浅野と対面できなかったことを残念がり、その理由を「浅野さんは僕のデビュー作(TBS系で1997年に放送されたドラマ『職員室』)で先生役だったんです。会えれば、約20年ぶりだったんです」と明かす。すると真野が「塚本さんから『浅野さんによろしく』と伝言を頼まれたんですが、伝えるのすっかり忘れていました」と謝罪し、塚本は「おおい! 浅野さんと『僕のデビュー当時、覚えていますか』とかお話したかったんですけどね」とのけぞっていた。

 「この世にたやすい仕事はない」は、4月6日から毎週木曜午後11時にNHK BSプレミアムで放送。