Apple Musicの2017年2月のユーザー数が、Spotifyを約1,000万人上回りました。Apple Musicの長い無料トライアル期間が効果を発揮している模様です。

有料会員数で半分のApple Musicがユーザー数でSpotifyを超えた

2017年2月における音楽ストリーミングサービスの月間ユニークユーザー数を、モバイル関係データ分析のVertoが公開しました。
 
ユーザー数最多はApple Musicの4,007万人で、Spotifyの3,004万人を約1,000万人上回っています。
 
Vetro ストリーミングサービス ユーザー数

 
公開されたデータは、無料のトライアル期間も含めたユーザー数であり、有料会員数について、Apple Musicは2月時点で2,000万人強、一方のSpotifyは3月に5,000万人を突破しています。
 
Apple Musicの特徴として、無料トライアル期間が3ヶ月と、Spotifyの1ヶ月と比べて長いことが、ユーザー数を大きくした要因と考えられます。
 
Vertoが発表したユーザー数は、アメリカとイギリスで収集したユーザーデータ2万件からの推計値とのことです。
 
Vetro ストリーミングサービス ユーザー数

Apple「無料会員による再生もロイヤルティー支払いの対象」

先日、人気ヒップホップミュージシャン、ドレイクの最新アルバムのApple Musicにおける再生回数がSpotifyを大きく上回ったことをお伝えしましたが、トライアル期間中のユーザーによる再生が影響しているとみられます。
 
なお、Appleは無料トライアル期間中に再生されたコンテンツについても、有料会員による再生と同様、アーティストへのロイヤルティーを支払うと明言しています。両社が設定しているロイヤルティーは、Spotifyは収益の55%を音楽レーベルに支払っていますが、Apple Musicのレートは58%と報じられています。
 
また、Appleは昨年、ストリーミング再生1回につき0.00091 ドル、または100回で9.1セント(約9.5円)の著作権料支払いをアメリカの著作権使用料委員会に提案しており、無料プランに広告モデルを採用するSpotifyに打撃になると言われています。
 
 
Source:Verto via TechCrunch
(hato)