米ニューヨークのトランプタワー前で警備に当たるニューヨーク市警の警察官(2016年12月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ニューヨーク(New York)のトランプタワー(Trump Tower)に居住しているメラニア・トランプ(Melania Trump)米大統領夫人に、ホワイトハウス(White House)への転居を求める請願運動がインターネット上で行われている。巨額の警備費用が税金で賄われていることに抗議するもので、これまでに21万人以上の署名を集めている。

 メラニア夫人は、息子のバロン(Barron Trump)君(11)の学年度が終わるまではニューヨークに住み、その後ホワイトハウスに転居する意向を示している。

 だが、警備費用は膨らみ続けている。ニューヨーク市警(NYPD)によると、昨年11月の大統領選の投票日から今年1月の大統領就任式までだけで2400万ドル(約26億7000万円)を計上。先月には市警幹部が1日当たり12万7000〜14万6000ドル(約1410万〜1620万円)かかっていると明らかにしている。

「米国の納税者はトランプタワーのファーストレディーを守るために法外な金額を支払っている」。こう訴えて署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ(Change.org)」で始まった請願運動には、29日昼現在で21万人を超える署名が集まっている。

 運動では「国家債務を減らすという点でも、こうした出費は米国にとってプラスにならない。資金を出するのを止めるべきだ」と主張している。

 トランプ政権関係者の警備費用をめぐっては、フロリダ州の地元当局も、同氏が頻繁に訪れるリゾート施設「マーアーラゴ・クラブ(Mar-a-Lago Club)」や施設内にあるゴルフ場関連の負担に不満を募らせている。
【翻訳編集】AFPBB News