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ダイソンは3月29日、空気清浄機付きファン「Dyson Pure Hot+Cool Link」の新モデルを発表し、都内にて製品発表会を行った。発表会では新モデルの進化について説明があったほか、トークセッションなども行われた。ここでは、その様子をレポートする。

○コンパクトボディながら暖房から空気清浄まで

Dyson Pure Hot+Cool Linkは、A4サイズのスペースに乗せられるコンパクトサイズの空調機。扇風機、ファンヒーター、空気清浄機の3つの機能を持つ人気の製品だ。また、名前の末尾に「Link」とあるように、スマートフォンの専用アプリと連携する機能も搭載。アプリから遠隔操作ができるほか、本機を設置した部屋の空気の「清浄度」をチェックすることもできる。

空気清浄能力の高さも人気の要因。Dyson Pureに内蔵されているフィルターは、グラスHEPAフィルターと活性炭フィルターの複層構造、さらに本体の周りをフィルターが360度ぐるりと取り囲むことで、効率的に空間内の空気を取り込むことができる。

ダイソン直営店などで4月5日に発売する新モデルは、「Dyson Pure」シリーズに比べ、フィルターが進化。グラスHEPAフィルターは高密度のHEPAマイクログラスファイバーをプリーツ状に折りたたんだもので、PM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去できる。

活性炭フィルターは、内部の顆粒状活性炭の量を従来から3.3倍に増量。これによりVOCや臭気などがより除去しやすくなった。さらに新しく活性炭を「トリス緩衝液」でコーティング。従来までは捕捉しにくかった「シックハウス症候群」の原因ともなるホルムアルデヒドなどの有害ガスを分解して捕らえることが可能だという。

スマートフォン用の「Dyson Linkアプリ」もバージョンアップ。アプリのホームページに、花粉の飛散レベルが表示されるようになった。また、従来までは空気の清浄度のみがグラフ化されていたが、湿度と温度の履歴もチェックできるようになっている。

○一日の6割を過ごす自宅は危険がいっぱい

発表会では帝京大学 大学院宇宙環境医学研究室 医真菌研究センターの槇村浩一氏も登壇。空気清浄機の有用性について語った。現在の高断熱で防音性能の高い住宅は、宇宙ステーションのような閉鎖環境ともいえる。このため、生活環境の管理が重要だという。ハウスダストやカビ、酵母、キノコなどの粒子は喘息やアレルギーを引き起こす原因となり、なかでも梅雨時期に増えるカビ「トリコスポロン」は、いま増加している夏型過敏性肺炎を引き起こす恐ろしい存在だという。

これらの予防のために必要なのが、生活環境内に有害因子がないかチェックすること。そして、生活環境を良好にたもつことだとした。

○体調管理に気を遣うアスリートもダイソンを愛用

また、発表会の後半には、2012年のロンドン五輪で銅メダルを2つ獲得した元競泳選手の寺川綾氏と、ダイソンの空調家電製品の開発責任者であるメイソン氏がトークセッションを行った。寺川氏は「競泳」という呼吸が重要なスポーツをしていた関係上、空気の環境には人一倍気にかけており、遠征などでホテルに宿泊した場合は必ず空気清浄機や加湿器を使用するという。また、自身も喘息の症状があるという寺川氏は、自宅でもダイソンの掃除機や加湿器を愛用中しているという。

今回のトークセッションに向けて、ダイソンより新モデルのDyson Pure Hot+Cool Linkの貸し出しを受けた寺川氏は、現在同製品をリビングで使用中。同製品を導入してからは、自宅でくしゃみなどの花粉症の症状が出ることがなくなったそう。

また、一児の母でもある寺川氏は「最近は朝の気温が低いので、子供が起きてくると必ずDyson Pure Hot+Cool Linkをヒーターモードにして、目の前に座って目を覚ましています。この製品は回転する羽根がないので、子供が近づいても安心していられるのも良いですね」とコメントした。

これを受けて、メイソン氏は「常にきれいな環境で過ごすために、日中はリビング、夜は寝室に移動させて使ってほしい」とコメント。Dyson Pure Hot+Cool Linkは、扇風機、ヒーター、空気清浄機の3つの機能がありながらも、コンパクトかつ軽量なので、家の中を移動させるのも簡単だという。自身も昼はリビング、夜はこどもの寝室に移動させて利用していると語った。

(倉本春)