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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月29日、学校教育の本格的なデジタル(ICT)化を支援するプラットフォームである「まなびポケット」を、4月1日に提供開始すると発表した。利用料金は、初期費用・月額料金とも無料。ただし、利用する学習コンテンツにより料金が異なる。

新サービスは、多様なデジタル教材やコミュニケーション機能などを児童生徒、教員、保護者などが時間・場所を問わず利用できるコンテンツ提供プラットフォーム。

同社は、総務省主導の「先導的教育システム実証事業」において、2014年から約90校、約1万人を対象にICT導入の検証を行なってきた経験を生かし、教育現場が手軽に導入できる新サービスを提供する。

同サービスの学習コンテンツは、ID・パスワードを使ってログインするだけで利用でき、PCに加えてスマートフォンやタブレット端末からも利用可能なほか、学校による設備投資は不要で、同社が学校ごとの基本設定を行うために必要な1週間程度の期間で導入できるという。

月額利用料金は利用する学習コンテンツによって異なるものの、無料の学習コンテンツであれば、ポータル画面/利用者管理/校内SNSなどの同サービスの基本機能を含め、すべて無料で利用が可能。

利用シーンについては、教員と児童生徒が学校の教室で同時にデジタル教材を閲覧、教員が児童生徒たちの学習進捗をチェック、児童生徒が自宅でデジタル教材を使って予習・復習、教員と児童生徒が掲示板機能を使ってホームルームを実施といった例を想定している。このほか、教員が作成したオリジナル教材をアップロードして他校と共有するなど、多彩な使い方が可能という。

今後、同社は教材コンテンツの拡充、サポートコミュニティの充実、校務支援システム連携、マーケットプレイスの提供など、さらなる内容の強化を図っていく。さらに、学習記録データの蓄積を進め、将来的にはAIなどを用いたビッグデータ分析により、利用者が高い学習効果を得るための情報など、新しい価値を提供していくとしている。

(山本善之介)