「国に嫁いだ」と言われる韓国の朴槿恵前大統領だが、罷免が決まり、検察当局が逮捕状を請求したことで、拘置所に収監される可能性も高まっている。写真は朴前大統領に関する中国の報道。

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2017年3月27日、米華字メディア・多維新聞によると、「国に嫁いだ」と言われる韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領だが、罷免が決まり、検察当局が逮捕状を請求したことで、拘置所に収監される可能性も高まっている。国から「離縁」され、厳しく糾弾される悲劇となってしまった。

朴前大統領の人生は栄華とその後の絶望に満ちている。母親が亡くなってからは、父・朴正熙(パク・チョンヒ)大統領(当時)のファーストレディーのような役割も担い、早くから政治に関わるようになった。しかし、その父が暗殺され、人生は谷底に。そして、その後選挙に勝利し、初の女性大統領となって再び栄華をきわめた。

しかし、選挙中に「経済復興と国民の幸福、文化隆盛を通じて新たな希望の時代を切り開く」と宣言した政策は何一つ実現できず、友人女性の国政介入疑惑「崔順実(チェ・スンシル)ゲート」や財閥企業との癒着、外交政策の失敗による韓流ブームの陰りなど、数々の不祥事に対する厳しい糾弾の声が上がり、史上最低の支持率、そして罷免。朴前大統領の人生はまさに悲喜こもごも。天国と地獄の繰り返しだった。

幸せな結婚生活を続けるのに必要なのは一時の情熱ではなく、知恵と妥協が欠かせない。しかし、朴前大統領はそれを知らないまま国に嫁いでしまった。政治の情熱を失っても、権力闘争は続いた。その結果、支持率は低下し、罷免され、収監の憂き目に遭うかもしれないという現在の悲惨な境遇に陥ってしまった。(翻訳・編集/岡田)