29日、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)用地を提供したとして、中国の報復を受けている韓国ロッテグループは30日、スーパーのロッテマートやロッテ百貨店など傘下の小売店で一斉に「史上最大規模のセール」を展開する。写真は明洞のロッテ。

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2017年3月29日、韓国・亜洲経済によると、在韓米軍への高高度防衛ミサイル(THAAD)用地を提供したとして、中国の報復を受けている韓国ロッテグループは30日、スーパーのロッテマートやロッテ百貨店など傘下の小売店で一斉に「史上最大規模のセール」を展開する。環球時報(電子版)が伝えた。

セールを予定しているのは、ロッテ百貨店、ロッテマートのほか、ロッテのネットショッピングサイト、ハイマートなど傘下の小売り14社。全国約1万1000店舗で3〜4週間にわたって「史上最大規模」と銘打った特売を展開する。対象商品は約1兆ウォン(約995億円)規模。女性向け衣料や赤ワイン、輸入肉、テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機などが最大8割引になる。

THAAD配備への報復措置で、ロッテは現在創業以来の経営難に陥っている。中国ではロッテマートの半数以上が営業中止に。韓国を訪れる中国人観光客も減少している。今回のセールを突破口に、ロッテは売り上げ回復を狙う考えだ。

今回のロッテのテコ入れ策について、淑名女子大の専門家は「通常は大統領選前に景気はやや回復するものだが、今回は特殊なケース。ロッテのセールが景気全体を押し上げる刺激になればいい」と話している。(翻訳・編集/大宮)