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村田製作所は3月28日、ヒーター用PTCサーミスタとして1.6mm×0.8mm×0.68mmのいわゆる1608サイズを実現した小型セラミックヒーター「マイクロヒーター」の量産出荷を開始していることを明らかにした。

ヘルスケア分野の市場拡大に伴い、健康機器・美容家電などの多様化が進んでおり、ヒーター機能に用いる部品には、取り付け自由度を高くしつつ、かつ必要とする部位を効果的に温めることのできることが求められるようになっている。同製品は、そうしたニーズに対応することを目的に開発されたもので、小型であることによる高い熱応答性を実現しつつ、絶縁性を有する平坦な天面を対象物に密着させることで、必要とする部位をダイレクトに効率よく温めることを可能とした。

また、複数並べて配置することで、さまざまな形状のヒーター機能を実現できるため、設計の自由度を向上させることも可能となっている。

さらに、低電圧で発熱するため、乾電池(DC1.5V)での駆動も可能なほか、PTCセラミック材料が有する自己温度制御機能により、キュリー点近辺より高い温度には上昇し過ぎないため、シンプルかつ安全性の高いヒーターを実現できるとしている。

なお、同製品の最大電圧は2〜6Vで、キュリー点は85〜105℃となっている。