29日、華西都市報によると、東南アジアの観光ツアーに参加していた中国人夫婦が、パスポートの破損で途中帰国を余儀なくされるトラブルが発生した。写真は中国のパスポート。

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2017年3月29日、華西都市報によると、東南アジアの観光ツアーに参加していた中国人夫婦が、パスポートの破損で途中帰国を余儀なくされるトラブルが発生した。

李鐘海さん(仮名)夫妻は3月18日からタイ、シンガポールマレーシアを周遊する9泊10日のツアーに参加。23日にタイでの滞在を終えてシンガポール行きの飛行機に乗ろうとしたところで悪夢が起きた。

李さんによると「空港で搭乗券の手続きをしていた時に添乗員から『パスポートが破損しているのでシンガポールに入国できません。帰国するしかありません』と言われた」とのこと。道中、添乗員やガイドに預けていたパスポートの写真ページの下側が約1センチ破れており、李さん夫婦はやむなく帰国便を手配して中国に戻る羽目になった。

李さんは帰国後、経緯を知った友人から「旅行中に買い物をしたかい?」と聞かれてハッとする。タイ滞在中、ガイドによって宝飾店や免税店など6つの店に連れて行かれたが、李さん夫婦はほとんど買い物をしなかったため、ガイドは不機嫌だったという。破損したページには厚みがあり、フィルム加工されていて不注意で傷つくものでなかったことなどから「タイのガイドが仕返ししたのでは」と考え始めた。

その後、観光当局の仲介により旅行会社と話し合いが持たれ、会社側は帰国にかかった航空料金を支払うことで合意。関係者の1人は夫婦に同情するとした上で、「多くの人の手を行ったり来たりする中で破損したのかも。本人がうっかり傷つけた可能性もある」と買い物が少なかったことに対する仕返しを全面否定した。李さんは旅行会社に誠意があると判断してそれ以上の追究を止めることにしたが、「誰がパスポートを破ったかははっきりしないが、確実にわれわれではない」と話している。(翻訳・編集/川尻)