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Samsung Electronicsは3月29日(米国時間)、米ニューヨークで製品発表イベントを開催、スマートフォンのフラッグシップ製品「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」を発表した。S8は5.8インチ、S8+は6.2インチ。ディスプレイの長辺が縁まで限りなく広がった新デザイン、人工知能(AI)技術を利用した音声パーソナルアシスタント「Bixby」を活用したユーザーインターフェイスを採用した。発売開始は4月21日。

Galaxy S7が142.4×69.6×7.9ミリ (152グラム)だったのに対してGlaxy S8は148.9×68.1×8.0ミリ (155グラム)。わずかに細く、そして縦長であり、前世代と同じような感覚で操作できて、ディスプレイサイズはGalaxy S7の5.1インチからGalaxy S8は5.8インチに拡大した。大型モデルのGlaxy S8+は159.5×73.4×8.1ミリ (173グラム)。Galaxy S7 edge (150.9×72.6×7.7ミリ、157グラム)とほぼ同じ横幅で縦長、こちらも前世代の操作感を維持したまま6.2インチのディスプレイを実現した (Galaxy S7 edgeは5.5インチ)。

新デザインは、表面全体に大きくデュアルエッジスクリーンが広がる。持ちやすさを保ちながら、大きな画面でより多くのWebコンテンツを表示し、動画や写真を大きな表示で楽しめるようにした。この新しいディスプレイを、Samsungは「Infinity Display」と呼んでいる。Galaxy S8、S8+ともにQuad HD+ (2960×1440)のSuper AMOLEDディスプレイだ。そのためピクセル密度がS8は570ppi、S8+が529ppiとなっている。カバーガラスはGorilla Glass 5。スリープ中にも時計やカレンダーなどを表示し続けるAlways-onをサポートする。

ディスプレイのアスペクト比が18.5:9と、16:9よりも縦長になったが、その一部はホームボタンに割り当てられている。Galaxy S7では独立した物理ボタンだったホームボタンが、S8/ S8+ではソフトウエアボタンになってディスプレイに組み込まれている。ボタンを押すと振動によるクリック感があり、またディスプレイ全体の感圧でもホームに戻る機能をサポートしている。

プロセッサは、4つの高速なコアと4つの効率的に動作するコアを組み合わせたオクタコア。10nmプロセスで製造され、省電力性とパフォーマンスが向上した。

カメラは背面のメインカメラがF1.7のレンズを搭載した12メガピクセル、デュアルピクセル技術を用いたセンサーを備える。前面のカメラはF1.7レンズ、8メガピクセル。防水・防塵性能はIP68に準拠しており、幅広い条件で端末を使用できる。

バイオメトリクス認証として虹彩スキャンが実装された。セキュリティに優れた虹彩認証や指紋認証、素早く認証を済ませられる顔認識、そして使い方が分かりやすいパスワードやパターンなど、様々な認証方法からユーザーがニーズに応じて選択できる。

OSはAndroid 7.0。新しい音声パーソナルアシスタント「Bixby」は端末に深く統合されているのが特徴。ワンプッシュですぐにアクセスできるBixbyボタンが側面に用意され、端末や対応アプリのあらゆる操作のサポートに対応する。Samsungは「インテリジェント・ユーザーインターフェイス」と呼んでいる。サービス開始当初の対応言語は英語、韓国語など、日本語のサポートは未定。

Galaxy S8とS8+は本体サイズとディスプレイの大きさが異なるほか、バッテリーがS8は3,000mAh、S8+は3,500mAhとなっている。以下は主な共通仕様。

・OS:Android 7.0
・プロセッサ:10nm製造、オクタコア (2.3GHz Quad + 1.7GHz Quad)、オクタコア (2.35GHz Quad + 1.9GHz Quad)
・メモリー:4GB LPDDR4
・カメラ:背面12メガピクセル OIS (F1.7)、前面8メガピクセル (F1.7)
・ワイヤレス:Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0、NFC
・カラー:ミッドナイトブラック、オーキッドグレー、アークティックシルバー、コーラルブルー、メープルゴールド

(Yoichi Yamashita)