スペイン語セリフに挑んだ鈴木梨央と吹き替えを務める少女ローラ(ダフネ・キーン)
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 子役の鈴木梨央が、ヒュー・ジャックマンふんする人気ヒーロー、ウルヴァリンの活躍を描いたシリーズ最新作『LOGAN/ローガン』の日本語吹き替え声優を務めることが明らかになった。劇中では役に合わせて、スペイン語のセリフにも挑戦している。

 ヒューが最後のウルヴァリン役に挑むことでも話題を集めている『LOGAN/ローガン』。ミュータントがほぼ絶滅した近未来を舞台に、治癒能力を失いつつあるウルヴァリンが、ミュータントの唯一の希望となる謎の少女ローラ(ダフネ・キーン)を守るため、決死の戦いに挑む姿を描き出す。

 劇中でローラは英語とスペイン語を話すことから、鈴木は英語のパートは日本語に吹き替え、スペイン語のパートはスペイン語で声を当てた。劇中のセリフは非常に早口でスペイン語指導の先生も苦戦するほどだったというが、鈴木はローラ役のダフネの演技に追いつこうとテープを幾度も聞きこみ、自らスペイン語セリフにアクセントや自分流の強弱、テンポ、タイミングを詳細に書き込んだメモを持参。見事にやってのけて周囲を驚かせた。

 初めての経験を終えた鈴木は、「日本語の部分は、ローラの感情と距離感を意識しました。大変でしたが初めての経験で勉強になり、とても楽しかったです」と真摯にコメント。NHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公の子供時代を演じ、朝ドラ「あさが来た」ではヒロインの子供時代とヒロインの娘の2役を演じ分けるなど、その演技力が注目を浴びた天才子役の才能が、地道な努力に支えられたものであることを証明してみせた。

 ウルヴァリン=ローガンの吹き替えは、シリーズにずっと携わってきた声優の山路和弘が担当。17年にわたってウルヴァリンを演じてきたヒューが表現する“生身の人間”としてのローガンの葛藤をどのように演じるのか。天才子役との声の共演と合わせて注目だ。(編集部・入倉功一)

映画『LOGAN/ローガン』は6月1日より全国公開