29日、韓国ソウル市内で大規模な火災が発生、消火活動が行われるさなか、朴槿恵前大統領の実妹の夫であるシン・ドンウク共和党総裁から「不謹慎発言」が飛び出した。写真はシン・ドンウク氏の問題の投稿。

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2017年3月29日、韓国ソウル市内で大規模な火災が発生、消火活動が行われるさなか、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の実妹の夫であるシン・ドンウク共和党総裁から「不謹慎発言」が飛び出した。韓国・中央日報などが伝えた。

「ソウルのスラム街」とも呼ばれる江南(カンナム)区九龍(クリュン)村で火災が発生したというこの日午前の報道を受け、シン氏は自身のツイッターに「朴槿恵の令状実質審査(逮捕状発付を検討する裁判所の審査)1日前、九龍村火災は龍の昇天か、天の怒りか、はたまた令状棄却の暗示なのか」と投稿した。また、「火は幸運であり吉兆の象徴」であり、火災はまるで「政治家・朴槿恵復活の兆しのようだ」と表現、「真実は歪曲(わいきょく)しようとすればするほど光を放つ」として、朴氏への逮捕状請求がねじ曲げられた事実を根拠になされたとの主張をにおわせた。

消防当局によると、火災はこの日午前8時46分ごろ九龍村の第7B地区で発生、消防車55台と消防士190人以上が消火に出て約2時間後にようやく火を消し止めた。煙を吸った住民の男性(70)が近くの病院に運ばれたほか、住民2人が目まいなどを訴え現場で治療を受けたという。全焼・半焼などの被害は31世帯に広がり、焼け出された人は40人以上に上った。

シン氏のこの発言が報道されるや、韓国のネットユーザーからは「言っていいことと悪いことがある」「自分の家が火事になってもそんなことが言えるのか?」「完璧なサイコパスだ」といった批判のほか、「正気か?」「言葉を失う。早く病院に行った方がいい」「韓国にはおかしな病にかかった人が実に多い」「国会議員や国の仕事をする人の中にはどうしてこうも異常な人が多いんだ?」など、シン氏の思考回路を疑うコメントが約1000件寄せられている。

また、「自分が記事を読み間違っているのかと一瞬疑ったよ」と、この発言をとても信じられないという反応や、「朴槿恵の取り巻きはそろいもそろってどうしてこうなの?何かの宗教?」との声もあった。(翻訳・編集/吉金)