レアに近い状態で提供される極上の握り「ローストビーフ寿司」(3貫1200円)は口の中で濃厚なコクと甘味が感じられる/米沢牛黄木(おおき) 東京駅黒塀横丁店

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巷は空前の“ローストビーフブーム”。人気の火付け役となったローストビーフ丼専門店「レッドロック」をはじめ、今も話題店が続々とオープンしている。最近では「レッドロック」のような薄切りの“イングリッシュカット”の他、厚切りで肉を提供する“ニューヨークカット”スタイルの店も急増中。数ある話題店の中から今注目の5店を紹介する。

【写真を見る】希少な米沢牛の中でも、1頭から約4kgしか取れない“イチボ”と呼ばれる腰肉を使用/米沢牛黄木(おおき) 東京駅黒塀横丁店

■ 極上米沢牛の希少部位だけを使用「米沢牛黄木(おおき) 東京駅黒塀横丁店」

大正創業の米沢牛専門店が直営するレストラン。名物すき焼きしゃぶしゃぶに並んで人気を誇るのは、レアに近い状態で提供される極上の握り「ローストビーフ寿司」(3貫1200円)だ。他にも専門店の強みを生かした肉メニューの数々を求め、地方や海外から訪れる人も後を絶たない。

希少な米沢牛の中でも1頭から約4kgしか取れない腰肉“イチボ”。

オトナが集う黒塀横丁に店を構える同店は東京駅八重洲北口徒歩1分。大正創業の風格漂うシックな外観が目印。

■ 最高グレード和牛を低価格で提供「ローストビーフ大野」

2016年10月にオープンしたこの店の自慢は、A4ランク以上の和牛を使ったローストビーフ丼がリーズナブルに食べられること。その驚きの低価格設定は「赤字に限りなく近い」と店主。和牛テールスープ、漬物、薬味が付いた「和牛ローストビーフ丼」(1500円)は、甘辛いタレが柔らかい肉とよく絡むおいしさ。コスパ最強のローストビーフ丼でとろける和牛の味わいをご堪能あれ。

清潔感のある店内はいつも混み合っている。土・日なら60分待ちも覚悟しよう。

■ 厚さ2cm超えの極上プライムリブにテンションアップ!「Saxe Blue Diner」

100年続く肉の名店の店主が目利きをした自慢の「プライムリブローストビーフ」(写真は300gの「超厚切り」4900円)は、低温でじっくりローストされているため、驚くほどどっしりとした食感。肉の厚さは「薄切り」(2400円)から「超々厚切り」(8800円)の4種類から選べる。豪快な塊肉にテンションアップ間違いなし。

カジュアルな雰囲気で居心地のいい店。ランチにローストビーフをオーダーする場合は前日までに予約をしよう。

■ ランチでこの迫力!コスパにも大満足「Steak&Trattoria Carnesio 大手町」

肉自慢のイタリアン・飯田橋「グランボッカ」の姉妹店である同店は、ランチで提供するローストビーフが食べ応え抜群と話題に。14時には売り切れてしまうことが多いため、開店と同時にトライするのがおすすめ。極上の肉ランチは40食限定だ。

■ “ローストビーフ×油そば”という新発想「ローストビーフ 油そば ビースト 歌舞伎町本店」

うず高く重ねられた厚手のローストビーフをめくると、出てくるのは白いご飯…ではなく、なんと油そば。一見、意外に思える組み合わせがガッツリ派の心をつかみ、今や歌舞伎町の新たなソウルフードになりつつある。飲んだあとの“〆麺”はこれで決まり。【東京ウォーカー編集部】