ブラジル・リオデジャネイロのスーパーで適切に冷凍されていない鶏肉を回収するリオデジャネイロ州の消費者保護当局者(2017年3月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】ブラジル政府は、同国産牛肉の主要な市場である香港(Hong Kong)が28日にブラジル産食肉の輸入禁止を解除したと発表した。

 香港が輸入禁止を解除したことで、食肉不正問題を受けて禁輸措置を取っていたブラジルにとってのすべての主要輸出市場が、ブラジル産食肉の輸入を再開したことになる。

 ブラジル政府は声明で、食肉不正問題で捜査の対象となっている21社以外の「ブラジル産食肉の輸入再開を香港が決めたという知らせを聞き満足している」「(香港の輸入)再開で、われわれの食肉輸出にとっての主要市場のすべてが輸入を再開したことになる」と述べた。

 ブラジルでは今月17日、食肉加工会社21社が、腐った肉の悪臭を隠すため化学薬品を使っていたり、公衆衛生検査官数十人に賄賂を渡して、衛生基準を満たさない製品を消費に適しているとして承認を得ていたりしたことが明らかとなり、衝撃が広がっていた。

 この問題を受け、約20か国が先週、ブラジル産食肉の一部または全面的な輸入禁止措置を取った。
【翻訳編集】AFPBB News