デザインde問題解決。

赤ワインのシミをテーブルクロスにつけたくない...なんて洒落たことはいわずとも、せっかくワインボトルを開けるなら、1滴も垂らすことなくスマートに注ぎたい!

そんな私たちのちいさな願いを叶えてくれるのが、こちらの注ぎ口に切れ込みが入ったボトル。シンプルなデザインで、特別なテクニックも道具も必要ありません。まずはBrandeisUniversityが公開している動画をご覧ください。



New Atlasによると、アメリカ・ブランダイス大学が公開したこの研究を行なったのは、同大学の物理学者でありワイン愛好家のDaniel Perlmanさん。3年以上の年月をかけて、注ぎ口から液体がどのように流れるか研究してきたそうです。

そもそもボトルから中身が垂れてしまうのは、一般的にワインボトルは親水性のガラスでできており、これは水をベースにした液体を吸い寄せる傾向があるからです。これによって滴が注ぎ口を伝ってボトル側面に流れてしまう、ということが起きます。

なので、ボトルから滴を垂らさないために、注ぎ終わったあとくいっとボトルを捻るテクニックがあるほか、ポアラーなどとよばれる専用ツールも売っていますが、Perlmanさんがこだわったのはボトルの注ぎ口のデザイン。

Perlmanさんは研究で試行錯誤を繰り返した結果、ダイアモンド製のカット道具でボトルの注ぎ口に幅2mm、深さ1mmの切れ込みを入れるのが、シンプルで最善にワインを垂らさない方法だと発見したのです。

細い切れ込みを1本入れるだけで、滴が垂れる心配が無用になる...これぞ、デザインの力。なんだかますますお酒も進みそうな話です。ただ、こうしたデザインの新提案をボトルメーカーやワイナリーが導入して標準化されるまで、まだ長い道のりが待っていそうではあるんですけどね...。

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image: BrandeisUniversity - YouTube
source: New Atlas, Brandeis University, BrandeisUniversity - YouTube

Andrew Liszewski- Gizmodo US [原文]
(Rina Fukazu)