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ルネサス エレクトロニクスは29日、同社が提供する「Renesas Synergyプラットフォーム」に新たに3つのマイクロコントローラグループ「S128、S3A3、S3A6グループ」を追加し、組み込み開発向け統合プラットフォームをさらに拡充すると発表した。

今回のRenesas Synergyプラットフォームにおけるマイクロコントローラのポートフォリオ拡充により、周辺機能、CPUの周波数、メモリ容量がさらに幅広くカバーされ、ユーザは開発する製品に最適なマイクロコントローラを豊富なラインアップから選択できるようになるという。加えて、スケーラブルで互換性のあるRenesas Synergyマイクロコントローラによって、ユーザはハードウェアおよびソフトウェア資産を再利用することができ、製品展開を非常に効率よく行うことが可能になるとしている。

新たに発表されたのは、S128、S3A3、S3A6という3グループで、これまでの4グループと合わせ7つのマイクロコントローラグループを合わせて57品名となった。これにより、Renesas Synergyマイクロコントローラは、ARM Cortex -Mコアを搭載した動作周波数帯32MHz〜240MHz、オンチップフラッシュメモリは64KB〜4MBを搭載したポートフォリオとなる。

また、メモリ容量は、S3A3およびS3A6グループは512KBおよび256KBのフラッシュメモリを搭載。S128グループは、ローエンドのS1シリーズながら256KBという比較的大きなフラッシュメモリを搭載するという。

これらS128、S3A3、S3A6グループは、ザ・プリンス パークタワー東京(東京都港区)で4月11日に開催される同社のプライベート総合展「Renesas DevCon Japan 2017」において紹介され、今年6月にはから同グループから20品名が発売される予定となっている。

なお、同社のSynergyIoTプラットフォーム事業部長・ピーター・カルボーン氏は、以下のように述べている。「発売開始からの1年半、Renesas Synergyプラットフォームは統合プラットフォームとして成長し続け、顧客にとっての真の価値を高めるという目標を一歩一歩実現してきました。我々のプラットフォームに新たにこの3つのマイクロコントローラグループを追加することで、周波数帯、メモリ容量およびパッケージサイズなど、さらに幅広い要求をカバーするマイクロコントローラポートフォリオが提供できます。これによりスケーラブルなRenesas Synergyマイクロコントローラの選択がさらに容易になり、設計にかけるリソースを削減するソフトウェアと統合開発ツールの提供と合わせ、製品の市場投入までの時間の短縮、そしてお客様の総所有コストの低減をサポートします。」

(早川厚志)