ドコモの「子育て応援プログラム」に、親なら今すぐ加入すべき理由:週刊モバイル通信 石野純也

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ドコモがユーザー還元の一環として始めたのが、「子育て応援プログラム」です。これは、その名のとおり子育て世代に向けたプログラムで、単なる割引になっていないのがポイント。具体的には、0歳から12歳までの子どもを登録しておくと、毎年誕生月に3000ポイントのdポイントがもらえます。

dポイントはローソンや高島屋などで現金の代わりに使えるため、子どもにプレゼントを買ってあげたり、ケーキ代の支払いに充てたりしてほしいというのが、ドコモの考え。もちろん、用途に制約はなく、親が自分のために使うこともできてしまいますが、加入するための料金などは不要なため、子育て世代は入っておいて損はありません。

ドコモがユーザー還元の一環として実施する「子育て応援プログラム」


しかも3月31日までなら、「ウェルカムキャンペーン」として、申し込んだ時点で3000ポイントもらえます。子どもの誕生月がそのあと来た場合も3000ポイント付与の対象になるため、早生まれでなければ、合計6000ポイントにもなります。まだ加入していない対象の子どもを持つユーザーは、今すぐ目の前のブラウザを閉じ、ドコモショップへ駆け込むべきです。

3月31日まで、ウェルカムキャンペーンを実施中

かくいう筆者も、この3000ポイントのdポイントにつられて......ではなく、子どものためを思い、子育て応援プログラムに加入した1人です。ウェルカムキャンペーンで付与されたdポイントは、うっかりdデリバリーで寿司に化けてしまっていましたが、そのぶんはしっかり別の機会におもちゃを買って補てんしておきました。子どもの保険証を持ってドコモショップへ行き、10分程度の手続きをしただけで3000ものdポイントをもらえるのは、正直お得だと感じました。

3000ポイントはドコモの各種サービスやローソンなどの提携店で使える

dポイント目当てで子育て応援プログラムを利用し始めた筆者ですが、思わぬ発見もありました。ここまであえて言及してきませんでしたが、子育て応援プログラムは、dポイントが付与されるだけのプログラムではありません。特典の2つ目は、「ドコモクラウド」の容量で、これがプラス50GBぶん無料になります。筆者はGoogleドライブを法人契約でUnlimitedにしているため、あまり魅力を感じることはありませんでしたが、子どもの写真や動画を保存しておくために容量を増やすというところには、コンセプト一貫性を感じて評価できました。

もう1つの特典が、このクラウドサービスを活用するもので、「フォトコレクションプラス」が、最大13カ月間無料になります。dポイントの付与や、クラウドの容量50GBは12歳の小学校卒業までで、対象となる期間が異なるのは少々複雑ですが、このフォトコレクションプラスが予想外に"特典にあってよかった"という印象です。

フォトコレクションプラスが最大13カ月間無料になる

フォトコレクションプラスとは、ドコモクラウド上にある写真をプリントするサービスで、1枚1枚プリントしたり、フォトブックにしたりと、出力方法は複数のオプションから選択できます。アプリ上で発注すると、出力、製本された写真やフォトブックが郵送される仕組みになっています。いわゆるフォトブックサービスのドコモ版と考えれば理解しやすいでしょう。

毎月1冊、このようなフォトブックを注文できる

子育て応援プログラムに加入している場合、毎月1冊ぶんのフォトブック作成が無料になります。本来であれば、月額280円かかるサービスが無料になり、しかもフォトブックはリアルなモノとして残るため、お得感が高い特典と言えるでしょう。発表時にこれを取材していた筆者も、当初はどこまで魅力があるのかイマイチ理解できていませんでしたが、実際に使ってみると、確かにおもしろいことが分かりました。

普段からドコモクラウドに写真を自動でアップロードしておけば、あとはそこから出力したいものをチョイスするだけ。フォトブック形式にしたら、順番の入れ替えやコメントの編集なども行えます。あとは10日前後待つだけで、フォトブックが郵送されてきます。ドコモクラウドを使っていないときは、フォトブックにしたい写真だけを選んでアップロードしてもいいでしょう。筆者はその方法で、プリントしたいものだけを選びました。

必要な写真をクラウドに上げ、そこからプリントしたいものを選んでカートに入れる

ページに写真を割り付けていき、コメントなどを編集で加えたあと、フォトブックを発注する

子育て応援プログラムの加入者は無料で使えて、子どもとの思い出をアルバムとして残せるうれしいサービスですが、要改善だと感じた部分もありました。1つ目がアプリのUIで、「どこが悪い」と指摘するのが難しいのですが、全体として使い勝手は微妙でした。

通常のフォトビューアーなどと操作の作法があまりにも違い、なおかつローカルとクラウドの写真をタブで切り替えるなど、機能が多すぎる印象を受けました。スマホには慣れているはずの筆者でも当初は戸惑ってしまいましたが、初心者にとっての敷居はもっと高いかもしれません

操作を選んでから写真を選択するというように、通常のアプリとは流れが逆のことも

もっとも、このUIは今後、改善される予定です。ドコモは「フォトコレクションプラス」を「dフォト」に改称する予定で、それに伴い、アプリもリニューアルされるとのこと。使い勝手が微妙だったアプリがどこまで洗練されるのか、注目しておきたいポイントです。ただし、dフォトへのリニューアルは3月17日に延期が発表されており、投入時期が未定となったまま。いちユーザーとしては、せめて目途だけは教えてほしいと感じています。

アプリの作り以外では、フォトブックの画質も気になったポイントで、写真によって、肌色の色味がうまく表現できていない印象を受けました。ドコモによると、プリント時に一律で補正処理はかけているようですが、写真によっては赤みが強すぎたり、暗すぎたりするのが残念です。元々月額280円とそれほど高くなく、しかも子育て応援プログラムで無料になっているため、文句を言うのはお門違いなのかもしれませんが、画質が改善されれば、より満足度が高くなるのではないかと思いました。

写真によって色味がまちまちで、もう少し補正してほしいものもあった

特に、フォトコレクションプラスは、子育て応援プログラムの中で、無料期間が短いサービスで、無料になる最大13カ月は、魅力を知ってもらうための長めに設定されたお試し期間ととらえることもできます。ドコモにとっては、そのまま有料サービスに移行してもらったり、より高いアルバムをプリントしてもらったりする方がメリットになるでしょう。このように考えると、アプリの改善や画質の改善は、ユーザーにとってだけでなく、ドコモにとってもプラスになりそうです。