29日、仏パリ北東部19区のアジア人街で26日夜、中国人男性が警官に銃で撃たれて死亡した問題で、射殺に関与した警官3人が停職処分となり、警察の二つの独立部門が調査に乗り出したことが分かった。

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2017年3月29日、仏パリ北東部19区のアジア人街で26日夜、中国人男性が警官に銃で撃たれて死亡した問題で、射殺に関与した警官3人が停職処分となり、警察の二つの独立部門が調査に乗り出したことが分かった。澎湃新聞が伝えた。

報道によると、仏当局は、複数の警官が家庭内暴力の疑いがあるとして男性宅に入ったところ、警官1人が男性にはさみで襲われ負傷したため、別の警官が発砲したと説明している。男性の家族は、男性がはさみを手にしていたのは料理をしていたためだと話しているという。

事件を受け、中国系住民らは27日、警察署前で抗議するデモを行ったが、警官隊ともみ合いになり、35人が身柄を拘束された。28日にはこの35人の家族や友人ら約100人が警察署前に集まり抗議した。

澎湃新聞によると、現地の華僑華人団体の関係者らが28日、パリ警察本部の本部長、19区の区長や警察署長らと事後処理について話し合いを行った。出席した「法国中国和平統一促進会」の執行会長、王加清氏によると、仏側は警察の二つの独立部門が調査に乗り出したことを明らかにし、調査結果が出るまで射殺に関与した警官3人に停職措置を取ったという。(翻訳・編集/柳川)